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童話作家・九十九耕一のブログ
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 私はよく、買い物先でもらう紙袋や包装紙で、オリジナルの封筒を作ります。ときどき「どうやって作るの?」と聞かれることがあるので、作り方を紹介しますね。いつも適当に作っているので「教える」というようなことはできませんが、ざっくりとした作り方の紹介です。
RIMG0358.JPG 今回は北海道のお菓子屋さん・六花亭の紙袋を使います。六花亭の紙袋は、花の絵がたくさん描かれているので、封筒にするととてもかわいいですよ。
 袋中央の「はまなし」の絵を中心に、封筒を作っていくことにします。





RIMG0359.JPG まず、ふくろの折り目に沿って、各パーツを切り離します。正面・裏面・脇・底といった具合に。









RIMG0360.JPG 持ち手の部分や、裏面の重なっている部分などをはがします。破れないように、慎重に! 手提げ紙袋を使っての封筒作りは、ここが一番難しいかもしれませんね。
 本体の方まで薄く剥がれてしまうこともありますが、そのくらいは気にしなくて大丈夫。封筒にしてしまえば、内側は見えませんから。もし破れてしまっても、その部分を使わないように作っていけばOK。




RIMG0361.JPG「はまなし」の絵を中心に、封筒の幅に折ります。
 封筒には規定の大きさがあります。最大で23.5cm×12cm、厚みは1cmまでで、総重量50g以内だと、80円切手を貼れば送ることができます。それ以上になると定形外郵便となり、料金が変わってきます。最低でも120円かかります。
 小さすぎてもいけなくて、最小は14cm×9cmです。




RIMG0362.JPG 幅が決まったら、とりあえず折ってみましょう。そして、あわせの部分で、どのくらい余分が出るか確認します。あわせは、封筒中央にならなくてもかまいません。使う紙の柄によって、臨機応変に。
 合わさる部分は1cmくらいあれば充分です。1cm以上の部分が余分となります。今回は左側のあわせに余分ができました。折り込んでいるのが余分ですが、この写真だとわかりにくいですかね? すみません。
 左右両側に余分ができることもあります。余分は切り落とします。




RIMG0363.JPG 続いて、封筒の底になる部分を決め、折ります。折り目から1cmほど残し、切り落とします。












RIMG0364.JPG 底の折り目の部分を起点に、両端を斜めに切り取ります。
 広げると、下の写真のようになります。
RIMG0365.JPG












 三角の切れ込みの頂点を起点に、両端を切り落とします。RIMG0366.JPG
 このとき、折り目に沿ってまっすぐ切るのではなく、少し内側に、斜めになるように切り落とすのがポイントです。こうしておくと、封筒のフタの部分を折り返すときに、折りやすいですよ。








RIMG0368.JPG 底を作ったのと同じ要領で上部(封筒のフタになる折り返し部分)を決めます。今回、私の場合は、上部に余分はできませんでした。余分ができたときは、底を作ったとき同様に、折り目から1cmほどの部分を切り落とします。
 両端を斜めに切り落とし、三角の切れ込みの頂点を起点に、斜めに両端を切り落とします。底のときと、まったく同じ作業ですね。





RIMG0369.JPG 広げると、こんな感じになります。これはもう、封筒の展開図ですね。
 あとはのり付けをすれば、封筒のできあがり。のり付けの際、うっかり封筒のフタまで閉じてしまわないように。中身が入れられなくなりますよ!
RIMG0370.JPG












RIMG0371.JPG 今回私は、上部に余分を作らないレイアウトをしたので、紙袋の端のギザギザが残った状態になりました。
 このようにギザギザを残すのも、ポイントになってかわいいと思いませんか? 同じ紙を使っても、レイアウトの仕方で表情が変わってきます。これも、封筒作りの楽しみですね。







RIMG0373.JPG
 残りの紙で、封筒をもうひとつと、ポチ袋も作りました。もうひとつの封筒は、横長にしてみました。封筒の表情、変わるでしょう?

 これを郵便として出すときは、宛先を別紙に書いて、貼りつけています。柄に白い部分が大きくあれば、直接書いてもいいのですが、今回のように全面に絵がある場合は、別紙を貼ったほうがいいでしょう。宛先がどこに書いてあるのかわからないと、届かないおそれがありますから。切手を貼る場所も、絵の中に埋もれてしまわないよう気をつけて。
 ちなみに私が宛先を貼りつける場所は、封筒の裏側です。宛名を貼りつけた時点で、こちらが「表」になるのかな? なんにしろ、せっかく選んだ絵柄が、宛名で隠れてしまうのはイヤですよね~。

 封筒作りの参考になりましたでしょうか? 基本的にはこんな感じです。あとは使う紙によって、創意工夫を楽しんでくださいね~。













 

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 この前の日記で、ジョアンのガレット・デ・ロワについていたフェーヴのことは紹介しました。
 ジョアンのほかに「ドンク」と「メゾンカイザー」のガレット・デ・ロワも、毎年買っています。
RIMG0351.JPG ドンクは自宅近くのデパートにも入っているので、買いやすいです。年が明けて、実家に顔を出すときの手みやげは、ドンクのガレット・デ・ロワ。もちろん、フェーヴはいただきます(にやり)。
RIMG0352.JPG








 ドンクのフェーヴは、毎年切手型。
 ハガキ状の台紙につけられていて、かわいいです。




 メゾンカイザーのガレット・デ・ロワのありがたいところは、小さいサイズも販売しているというところ。ちょっと値上がりしてしまい、「ショコラ味」がなくなってしまったのは残念です。値上げは、いろいろ材料が値上がりしたから、仕方ないですよね。
RIMG0349.JPG 去年のフェーヴはパン型でしたが、今回は指輪型! かわいいです!

 フェーヴが2個あるのは、小さいサイズを2個買ったからです。指輪フェーヴ、何種類あるんでしょうか? 内側には店名もプリントされています。






 RIMG0348.JPGそして、実際にはめることもできます。
 切り分けられたガレット・デ・ロワから指輪が出てきたら、はめてみますよね~。










 さあ、指輪フェーヴの入ったガレット・デ・ロワを選んだのは、誰かな~?





94c0220d.jpeg ホビット族の若者でした!
 ……いや、そんな深刻な顔しなくても、指輪を捨てる旅には出なくていいですから!
 むしろ、捨てずに、大切にして下さいな。
 

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 昨年はたいへんな年でした。
 復興は、元通りにするのではなく、いろいろ正していくことを望みます。例えば電力についても、「必要だからどんどん作らなくちゃ」ではなく「これしかないのだから、うまく分けて使おう」という具合に。
 原子力発電所の事故のことを思えば、節電を心がけることは、なんでもないことです。

 話は変わりまして。

RIMG0353.JPG 新年早々、相方が熱を出したので、コンビニでアイスを買ってきました。
 私も経験がありますが、熱があるときのアイスは、ものすごーくおいしいです。
 カップアイスのフタを開けると、フタ裏側にアイスの表面がくっついてできた模様があります。私はときどき、この模様を利用して顔を描きます。模様は毎回違うので、あるときは横顔に見えたり、あるときは髪型に見えたりします。
 今回はピエロの鼻と口に見えました。スプーンで描き足して、できあがり。




RIMG0354.JPG コーヒー酒をかけて、いただきました~。

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 アパートの大家さんはいい人です。
 普段は畑を耕しているのですが、この前、アパートの住人が花を植えているところに、さりげなく肥料をあげていました。まるでノーム(妖精の1種だと思ってください)です!
 アパートのトイレにも、ウォシュレットを取り付けてくれました。うちのトイレは調子が悪く、水を流すとタンクのどこからか水漏れしたり、流した水が止まらないことがちょくちょくあったりもしたのですが、ついでにこれらの問題も解決してもらえました。
 また、畑で育てた作物を、ときどきくれます。冬至のときは、ゆずをくれました。残念なことに、相方の体調が悪く、ゆず湯につかったのは翌日でしたが(効果あるのかなー?)。
 あまったゆずで、マーマレードを作りました。ちょうど、NHKで放映している『グレーテルのかまど』で、ゆずのマーマレードのレシピを紹介していたので。
『グレーテルのかまど』のホームページはこちら。レシピも載っています。
http://www.nhk.or.jp/kamado/

2d7e6f65.jpeg 石油ストーブの上でことこと煮たモツ煮をつまみに、お酒を飲みながら作りました。いい香りがするし、サイコーです! モツに、細かく刻んだゆずの皮を散らしたりして、味の変化も楽しみつつ。








RIMG0336.JPG 今朝、マーマレードを食べました。
 作った直後に味見したときは、ちょっと苦みが強いように感じましたが、バターを塗ったトーストに乗せると、ちょうどいい味わいになりました。スクランブル・エッグと、アボカドのグラタンを添えて。

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RIMG0335.JPG 今年もガレット・デ・ロワの時期がやってきました。
「ガレット・デ・ロワ」とは、エピファニー(公現節・1月6日)に食べるお菓子です。お菓子の中にはフェーヴがひとつ入っています。「フェーヴ」とは、陶製の小物で、人の形をしていたり、雑貨の形をしていたり、キャラクターだったりと、その形はいろいろです。
 私はこのフェーヴが大好きで、コレクションしています。
 パン屋さん・ジョアンでは、毎年オリジナルのフェーヴを添えてくれます。ガレット・デ・ロワのお値段も手頃なので、毎年買っています。

 今年のフェーヴは、こんなのでした。RIMG0337.JPGフランスの通りの看板をモチーフにしたそうです。
 前年、前々年のものに比べるとシンプルですが、とってもかわいいです!
 ジョアンのガレット・デ・ロワは、本日から発売です。
 私は新宿三越アルコット内で買ったのですが、ここで買うのは今期が最後……。三越アルコットが閉まってしまうのだそうです。ここにはお菓子材料のお店・クオカも入っていたので、残念でなりません。






RIMG0338.JPG 話を戻しまして。
 ジョアンでガレット・デ・ロワを買うと、箱にこのような帯が巻かれてきます。
 この帯で、ポチ袋を作るのも、私の年中行事。
RIMG0339.JPG ちょっとかわいいでしょ?
 豆本をプレゼントするときなどに使っています。
 ジョアンでガレット・デ・ロワを買ったら、作ってみてください。








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ストーリーゲート
私も執筆しています。
コルクンの本棚
プロフィール
HN:
九十九耕一
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1970/10/10
職業:
童話作家
自己紹介:
童話を書くかたわら、「つくも堂まめ本舗」として豆本も作っています。
創作のこと、豆本のこと、コルク人形「コルクン族」のことなどを、こちらに書いていこうと思っています。
ブログタイトルは「どんぐりも背くらべ」。ことわざ「どんぐりの背比べ」は、なんだかあまりいい意味ではありませんが、「の」を「も」に変えたら、すごく活発で、チャレンジ精神にあふれた感じになりました。どんぐりは、元気なほうがいいですよね。
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