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童話作家・九十九耕一のブログ
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 ご存じの方も多いと思いますが、私の実家は、ラーメンの麺などを作る製麺工場です。主にラーメン屋さんや、中華料理店に卸しています。「富士麺研」「富士フードセンター」が会社の名前ですが、小売りするときの商品名は「むてっぽうラーメン」と言います。富山に拠点があるラーメン屋さんが、似たような名前(あちらは「ラーメン むてっぽう」なのかな? 正確に言うと)のお店を出してますが、そことは関係ありません。ちなみに「むてっぽうラーメン」は、実家の登録商標です。

 さて、「むてっぽうラーメン」のホームページが、ついに完成しました!
 販売はもちろんですが、レシピの紹介、ブログなども掲載しています。
 レシピでは、ラーメンや餃子、ワンタンの通常の作り方のほか、ちょっと変わった使い方も紹介しています。
 イメージキャラクターのフジメン・ケンくんを描いてくれたのは、画家の本間希代子さん。ホームページの制作は「espice」さんにお願いしました。
 ……さらっと書きましたが、ホームページ完成まで、まるまる1年かかりました。これは、私にパソコンの知識がほとんどないことと、実家の電話等の契約がひどくややこしくなっていたことなどが原因です。espiceさんには、かなりご迷惑をかけてしまいました。

 ラーメンのサイトというと、男っぽいというか、勢いのある感じのサイトが多いようですが、「むてっぽうラーメン」は、かわいい感じにしました。「家庭で食べるラーメン」のイメージです。
 みなさん、ぜひ見てみてくださいねー!
 ちなみに、ご注文くださった100名のお客様に、つくも堂まめ本舗製の豆本「ラーメンができるまで」をプレゼントしています。ごくごく簡単な作りの豆本ですが。1bc67de6.jpeg
65854c09.jpeg












 フジメン・ケンくんが、富士麺研での、麺の製造工程を紹介しています。
 ごく簡単な作りの本ですが……
 どうぞよろしくお願いしま~す!

むてっぽうラーメン
http://www.muteppo.net/

espice
http://e-spice.net/

本間希代子「玉手箱」
http://tebako.jp/Welcome.html

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 私はよく、買い物先でもらう紙袋や包装紙で、オリジナルの封筒を作ります。ときどき「どうやって作るの?」と聞かれることがあるので、作り方を紹介しますね。いつも適当に作っているので「教える」というようなことはできませんが、ざっくりとした作り方の紹介です。
RIMG0358.JPG 今回は北海道のお菓子屋さん・六花亭の紙袋を使います。六花亭の紙袋は、花の絵がたくさん描かれているので、封筒にするととてもかわいいですよ。
 袋中央の「はまなし」の絵を中心に、封筒を作っていくことにします。





RIMG0359.JPG まず、ふくろの折り目に沿って、各パーツを切り離します。正面・裏面・脇・底といった具合に。









RIMG0360.JPG 持ち手の部分や、裏面の重なっている部分などをはがします。破れないように、慎重に! 手提げ紙袋を使っての封筒作りは、ここが一番難しいかもしれませんね。
 本体の方まで薄く剥がれてしまうこともありますが、そのくらいは気にしなくて大丈夫。封筒にしてしまえば、内側は見えませんから。もし破れてしまっても、その部分を使わないように作っていけばOK。




RIMG0361.JPG「はまなし」の絵を中心に、封筒の幅に折ります。
 封筒には規定の大きさがあります。最大で23.5cm×12cm、厚みは1cmまでで、総重量50g以内だと、80円切手を貼れば送ることができます。それ以上になると定形外郵便となり、料金が変わってきます。最低でも120円かかります。
 小さすぎてもいけなくて、最小は14cm×9cmです。




RIMG0362.JPG 幅が決まったら、とりあえず折ってみましょう。そして、あわせの部分で、どのくらい余分が出るか確認します。あわせは、封筒中央にならなくてもかまいません。使う紙の柄によって、臨機応変に。
 合わさる部分は1cmくらいあれば充分です。1cm以上の部分が余分となります。今回は左側のあわせに余分ができました。折り込んでいるのが余分ですが、この写真だとわかりにくいですかね? すみません。
 左右両側に余分ができることもあります。余分は切り落とします。




RIMG0363.JPG 続いて、封筒の底になる部分を決め、折ります。折り目から1cmほど残し、切り落とします。












RIMG0364.JPG 底の折り目の部分を起点に、両端を斜めに切り取ります。
 広げると、下の写真のようになります。
RIMG0365.JPG












 三角の切れ込みの頂点を起点に、両端を切り落とします。RIMG0366.JPG
 このとき、折り目に沿ってまっすぐ切るのではなく、少し内側に、斜めになるように切り落とすのがポイントです。こうしておくと、封筒のフタの部分を折り返すときに、折りやすいですよ。








RIMG0368.JPG 底を作ったのと同じ要領で上部(封筒のフタになる折り返し部分)を決めます。今回、私の場合は、上部に余分はできませんでした。余分ができたときは、底を作ったとき同様に、折り目から1cmほどの部分を切り落とします。
 両端を斜めに切り落とし、三角の切れ込みの頂点を起点に、斜めに両端を切り落とします。底のときと、まったく同じ作業ですね。





RIMG0369.JPG 広げると、こんな感じになります。これはもう、封筒の展開図ですね。
 あとはのり付けをすれば、封筒のできあがり。のり付けの際、うっかり封筒のフタまで閉じてしまわないように。中身が入れられなくなりますよ!
RIMG0370.JPG












RIMG0371.JPG 今回私は、上部に余分を作らないレイアウトをしたので、紙袋の端のギザギザが残った状態になりました。
 このようにギザギザを残すのも、ポイントになってかわいいと思いませんか? 同じ紙を使っても、レイアウトの仕方で表情が変わってきます。これも、封筒作りの楽しみですね。







RIMG0373.JPG
 残りの紙で、封筒をもうひとつと、ポチ袋も作りました。もうひとつの封筒は、横長にしてみました。封筒の表情、変わるでしょう?

 これを郵便として出すときは、宛先を別紙に書いて、貼りつけています。柄に白い部分が大きくあれば、直接書いてもいいのですが、今回のように全面に絵がある場合は、別紙を貼ったほうがいいでしょう。宛先がどこに書いてあるのかわからないと、届かないおそれがありますから。切手を貼る場所も、絵の中に埋もれてしまわないよう気をつけて。
 ちなみに私が宛先を貼りつける場所は、封筒の裏側です。宛名を貼りつけた時点で、こちらが「表」になるのかな? なんにしろ、せっかく選んだ絵柄が、宛名で隠れてしまうのはイヤですよね~。

 封筒作りの参考になりましたでしょうか? 基本的にはこんな感じです。あとは使う紙によって、創意工夫を楽しんでくださいね~。













 

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 この前お知らせしました「豆本ツリー」が、神保町・東京堂書店3階でスタートしました。
1126232026_235.jpg1126232026_156.jpg





















 階段上って、すぐのところです。
1126157341_235.jpg 私の出店品はこんな感じです。
 ちょっと「おうち」っぽい包装にしてみました。
 ツリー近くには見本も置かれています。

1126153874_200.jpg













 今回は何人の豆本作家が参加しているんでしょうか? 設営にお伺いできなかったので把握していませんが、見に行くのが楽しみです。

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 今年も神保町の東京堂書店3階に「豆本ツリー」が設置されます。たぶん、5日から。
 クリスマス・ツリーに、オーナメントのように豆本がぶら下げられます。気に入ったものがあれば購入できます。
 と、いうわけで、金曜の夜から準備に追われました(汗)。
 今年も私の出品作は、豆本棚と豆本3冊のセット。
RIMG0232.JPG 豆本棚は5色。
 去年はこのセット、5セット用意したのですが、すぐに売り切れてしまいました。なので、今年は全部で15セット用意しました。











RIMG0233.JPG

 セットの内容は『あおば荘の羊』『働く羊』『羊の歩く道』の「羊セット」、『三番目のおじいちゃん』『たぬき和尚』『あたたかい本』の「別館ポラン書房セット」、『トゲなしサボテン』『さん・ちょっと・クッキー』『トランクひとつの本屋』の短編セットの3種。
 本棚に収めると、こんな感じになります。

 これらを用意するのに、今朝6時まで作業し、仮眠して、さらに仕上げをしました(苦笑)。



RIMG0234.JPG
 こんな感じで、ツリーにぶら下げまーす。

 神保町にお立ち寄りの際は、ぜひご覧ください。売り切れの場合は、ごめんなさい!

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RIMG0229.JPG 10月に参加した企画「つながるいのち ふくしま」から、先日、お手紙をいただきました。
 放射能の影響に不安を感じつつ暮らす福島在住の母子を岐阜の加子母に招き、リフレッシュしてもらおうという企画でした。
 私はこの企画に「つくも堂まめ本舗」として、豆本ワークショップで参加してきました。
福島の方だけでなく、地元の子ども達も参加してくれて、大にぎわいのワークショップとなりました。

 この企画のスタッフの方が、ワークショップの感想のコピーを送ってくださいました。福島の方たちに豆本作りを楽しんでいただけたみたいで、よかったです。
RIMG0230.JPG
 いただいた感想の中に、こんなものがありました。
「大人の私が本気で作りました(笑)。とても楽しかったです。
 福島の家のバァバに作るといって、ゆまははりきって作り、帰ってきてからプレゼントしている光景は、なんともいえませんでした(涙)」
 ゆまちゃんは、小学校に上がる前の女の子。私がワークショップの準備をしていると「なにしてるの?」と、真っ先に声をかけてきた子です。「ちっちゃい絵本を作るんだよ」と言って、見本を見せると「ゆまも作る!」と、参加申し込み第1号となってくれました。
 一所懸命作っていましたが、自分のためではなく、おばあさんのために作っていたんですねー。おばあさんも、きっと喜んでくれたことでしょう。講師冥利に尽きます。

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ストーリーゲート
私も執筆しています。
コルクンの本棚
プロフィール
HN:
九十九耕一
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1970/10/10
職業:
童話作家
自己紹介:
童話を書くかたわら、「つくも堂まめ本舗」として豆本も作っています。
創作のこと、豆本のこと、コルク人形「コルクン族」のことなどを、こちらに書いていこうと思っています。
ブログタイトルは「どんぐりも背くらべ」。ことわざ「どんぐりの背比べ」は、なんだかあまりいい意味ではありませんが、「の」を「も」に変えたら、すごく活発で、チャレンジ精神にあふれた感じになりました。どんぐりは、元気なほうがいいですよね。
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