童話作家・九十九耕一のブログ
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先日、閉店間際のスーパーに行ったら、立派な真鰯が5尾で298円で売られていました。それだけでも充分に安いと思うのですが、さらに3割引に! これはもう、買うしかありません。
というわけで、鰯ハンバーグを作ることにしました。さばいてみると、5尾全部のお腹に卵が入っていました。この時期、よくありますよね。 煮付けにするつもりだったなら、そのままお腹に残して煮てしまうのですが、この日の胃袋は、もうすでに鰯ハンバーグを欲していました。なので、卵だけ別調理。 他の方のブログで紹介されていたレシピなのですが、鰯の卵のホイル焼きです。 卵を崩さないようによく洗い、塩をふって10分。 アルミホイルに乗せ、日本酒をふりかけ、包んで、オーブントースターで10分ほど焼きます。これだけ。 でも、これがなかなかおいしいんですよ~。お酒のつまみにはピッタリですね。ちょっと見た目は悪いですが……。 せっかく立派な鰯だったので、鯛のタイも取り出してみました。 「鯛のタイ」とは、魚の中に入っている、魚の形をした骨のことですが……魚の種類によっては、そう見えないものもあります。鰯もそう。 相方は「違う骨を取り出したんじゃ?」と言いましたが、間違いなく、胸びれの付け根から取り出しました。 愛読書『鯛のタイ』(大西彬著・草思社)で確認したところ、やはりこれが真鰯の鯛のタイです。 うーん、やはり魚の形をしていたほうが嬉しいですね。身近な魚なのに、ちょっと残念。でも、鰯はおいしいですよねー。 PR
先日、おいしいものを求めつつ、ぶらり谷中散策してきました。
谷中霊園を通り抜けるときに、スカイツリーが見えました。 地震の影響だと思うのですが、霊園で、このように倒れてしまっている石灯籠を、いくつか見かけました。 石灯籠は接着しておらず、積み重ねただけのものが一般的ではないでしょうか。重量があるので、めったなことでは倒れないと思いますが……。 こんなところにも、爪痕が残っているのですね。 気を取り直し、まずは和菓子屋さん「岡埜榮泉」へ。趣のある建物です。 ここでは「三日月」と豆大福、そして「浮草」を購入。柏餅の味噌餡も。 三日月はその名の通り、三日月型のお菓子。餡には黒糖を使っているのでしょうか? コクのある味。 豆大福は、豆に塩がきいていて、餡と絶妙な味わい! 柏餅は、私、味噌餡派です。柏餅の販売は5日までみたいです。 左の写真が「浮き草」。餡を、生姜がほんのりきいた生地で包み、砂糖でコーティングしてあります。ほうじ茶といっしょにいただきたいですねー。 もう少し先に行くと、同じく和菓子屋さんの「喜久月」があります。お店の方の対応が、ものすごく丁寧でやわらかなので、味わう前から笑顔になってしまうお店。 左上の生菓子は「春の野に遊ぶ」だったかな? 蝶が2頭、乗っています。蝶ってたしか、「1頭2頭」って数えるんですよね。なんでなんでしょうね? 右上は「黄身しぐれ」。相方のお気に入りです。割ると、こんなです。 中央は「清流」。涼やかな見た目です。下部の餡と言うか、羊羹と言うか、は、どっしりとした甘みです。 左下は「ゆず餅」。ふにふにした手触りがたまりません。赤ちゃんのほっぺのよう。 右下が「あを梅」。味噌餡が入っています。味噌餡好きの私の、大好きな1品です。 柏餅、餡と味噌餡を買いました。 柏餅の味噌餡は、「あを梅」とはまた違う味噌餡。みずみずしい餡で、とろりとこぼれだしてくるほど。どうやって包んでるんでしょう? 今のところ、私の中で、柏餅ナンバー1です。 和菓子を買った後は、芸術鑑賞。 東京藝術大学の美術館で催されている「香り展」を見てきました。 絵画や、壇木から彫られた仏像なども展示されていて、なかなかおもしろかったです。 香道のことはよく知らないのですが、それでも、その道具類はとても魅力的に見えます。 実際に香木の香りをかいでみることもできました。 お昼は、美術館に隣接した学食で。日替わり定食に、鯖のバジル焼きも添えて。 谷中に戻り、商店街をぶらぶら。 この桜は、近所の人々から長年愛されてきたそうですが、腐ってしまった部分が広がり、危険であるため、今年、切られてしまうのだそうです。「切るのは花が終わってから」だそうで、そんなところからも愛されてきた桜なのだということが伺えますね。 商店街をひやかして歩き、猫に声をかけ、のんびりと散歩。 仕上げに喫茶店に入り、相方は抹茶パフェと煎茶、私はアーモンドタルトとほうじ茶を。 のんびり歩いていましたが、少し疲れていたようで、ほうっと息をつきました。 この日の晩ご飯は和菓子。いっぱい買いましたからね~(笑)。 しょっちゅう行ければ、こんなまとめ買いはせず、ひとつひとつ楽しむことができるんですけどね。 でも、楽しいスイーツ休日でした。
知り合いの個展を紹介します。
まずはイラストレーターの、おおくぼゆみこさん。彼女は豆本仲間でもありますが、今回は絵の展示。 5月10~22日まで。会場は、渋谷区初台の、MOTOYAというカフェ。13:00~20:00で、最終日は18:00までです。月曜がお休みなのでご注意を。 おおくぼゆみこさんのホームページはこちら。 http://amekko.suppa.jp/ MOTOYAのホームページはこちらです。 http://www.mo-to-ya.com/ ちなみに、初台には、私のお菓子作り師匠のお店・Sunday Bake Shopがあります。 名前の通り、日曜しかやってないお店です。日曜に初台にお出かけの方は、こちらものぞいてみてはいかがでしょうか? http://sundaybakeshop.com/index.html つづきましては、人形作家・蒲生マリコさんの個展です。 5月10~15日まで。会場は、渋谷区恵比寿のGALERIE Malle。 蒲生さんの人形は、本当にかわいらしくて、写真で見るよりも、会場に行って見ていただきたいです。 今までは動物の人形が多かったのですが、このところ、人間型にも力を入れているようです。 蒲生さんのホームページはこちら。 http://gamogamo.net/ GALERIE Malleのホームページはこちら。 http://galeriemalle.jp/ 最後は、人形作家の東野チヨ子さんの個展。 5月18~23日。横浜のエリスマン邸にて。 同じ人形でも、蒲生さんとはまったく違うタイプですね。 東野さんとは、ちょっと変わった知り合い方をしました。 昔、某学習塾の通信講座用のテキストを作る仕事をしたことがありました。無事テキストが完成し、打ち上げが催されました。テキスト作りに関わった方々が集まったのですが、その中に東野さんの旦那さんがおりまして。 初めて顔を合わす方が多い中、私は自己紹介も兼ねて、話のネタに豆本を持って行きました。 「妻が人形を作っているから、豆本にも興味があるに違いない」と思われた東野さんの旦那さんを通し、東野チヨ子さんと繋がったわけです。 「人形の大きさに合った豆本がほしい」ということで、1から豆本作りをスタート。依頼を受けての豆本作りは、私にとって初めてのことでした。 打ち合わせて大きさを決め、中身は『ふしぎの国のアリス』でいくことになりました。それがこちら。 革表紙の糸綴本です。上下2冊になりました。 色は、人形が持っても沈んでしまわない色ということで、こうなりました。 当時の、持てる技術を結集させて作りました(笑)。 こちらは上巻のを開いたところ。見返しには、青い、半透明の紙を使いました。お辞儀をしているアリスのシルエットを並べたり、おしゃれに見えるよう、がんばりました! 扉には、ラッパを吹くウサギを配置。 中は英文で、イラストもいっぱい載せてます。 こちらは下巻の見返し。ピンクの半透明紙。 チェシャ猫のシルエットを並べましたが、1匹、消えかかってます。 扉のラッパウサギが2匹に。 個展では、この豆本を持った少女の人形も展示されるそうです。 以前に写真を送っていただいたのですが、すごくきれいな人形でした! ちなみに会場では、この豆本を開いて見ることはできないと思います(笑)。 東野さんとは手紙のやりとりだけだったので、この機会にお会いできたらなーと思います。 洋館での展示だそうなので、そちらも楽しみ! エリスマン邸のサイトはこちら。 http://www.hama-midorinokyokai.or.jp/seiyoukan/erisumantei.html スーパーに行ったら、鮮魚コーナーでホウボウが半額になって売られていました。 「ホウボウ」は「竹麦魚」とか「魴鮄」と書くそうです。 ちょっと、変わった見た目ですね。 半額なんてお得な気がしましたし、ホウボウの「鯛のタイ」は、まだ見たことがなかったので、買ってみました。 「鯛のタイ」とは、魚の胸びれの奥にある、魚の形の骨のことです。 とくに鯛の中にあるものは、その形が鯛ににているところから「鯛のタイ」とか「鯛中鯛」などと呼ばれています。 肩胛骨と烏口骨(人間にはない骨です)がくっついた状態が、魚の形に見えます。 鯛に限らず、どの魚にもある骨で、その形は魚の種類によって違います。 左の写真は、つくも堂まめ本舗の豆本の表紙。いろんな魚から採集した「鯛のタイ」の写真集です。イベントのときに販売しています。 話をホウボウに戻しまして。 刺身と塩焼きでいただきました。 刺身は歯ごたえがあって、美味でござります~!(by『大奥』) ホウボウの「鯛のタイ」はこちら。 おー、けっこうかわいいですな!
母の付き添いで病院に行った帰り、ちひろ美術館へ行ってきました。
ちひろ美術館の最寄り駅は、西武新宿線・上井草駅。ここは、アニメ『機動戦士ガンダム』の街でもあります。 改札口を出ると、ガンダムの像が! 電車の発車メロディもガンダム。 このガンダム像にも小銭をお供えしている方がいるようですが、なにかご利益があるのでしょうか? 商店街の閉められたシャッターにもガンダムが! さて、ちひろ美術館ですが、今、開催中の展示はこちら。 「窓ぎわのトットちゃん展」です。 先日、『題名のない音楽会』の収録を観に行ったときに、黒柳徹子さんに握手をしてもらったこともあり、ぜひ行ってみたかった展示です。 会場には、「ピンクのセーターを着た少女」も展示されていました。この絵は、いわさきちひろさんの絵の中で、私が一番好きな絵かもしれません。 少女の表情が、生意気そうでもあり、ちょっとはにかんでいるようでもあり、すごく惹かれるんですよねー。手にも表情があって、いろいろなことが伝わってくるような気がします。 同時展示は「国際アンデルセン賞受賞画家展」。こちらも興味深いです。展示されているのは、センダック、マーヴリナ、赤羽末吉、カーライ、パツォウスカー、エンヅィカート、インノチェンティなどなど。 懐かしい感じと、新鮮な感じを味わいました。 この展示は5月15日まで。 ちひろ美術館はこちら。 http://www.chihiro.jp/tokyo/ ちょっと歩きまして。 石神井公園は桜が終わり、いろんな花が咲き始めています。 左はボート乗り場の藤棚。 下はシャクナゲでしょうか。 こちらは、アキグミだそうです。 そして下は、アヤメの一種でしょうか? チューリップ畑は、そろそろおしまいといった感じ。 石神井公園は、1周すると1.75kmあるそうです。花を見ながら、のんびり散歩するには、ちょうどいいかもしれませんね。 ボートに乗っている人たちもいました。 私が中学生の頃、「石神井池でボートに乗ったカップルは別れる」というジンクスが囁かれていました。まあ、ボートに乗れる場所なら、どこにでもついていそうな噂ですね。 「○○と△△も、ボートに乗って別れたって」などと、まことしやかに囁かれていました。 でもねー、統計的に考えて、そりゃこのジンクスは、高い確率で当たっちゃうわけですよ。だって、中学生のカップルが、結婚までたどり着くことなんて、ごく希ですから。 当時からそのことに気づいていた私は、そんなジンクス、まったく気にしませんでした。 ……気にしませんでしたが、いっしょにボートに乗る相手がいなかったことは、まことに残念なことです。 はい、亀のドミノ式甲羅干し! |
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ストーリーゲート
私も執筆しています。
コルクンの本棚
プロフィール
HN:
九十九耕一
年齢:
54
性別:
男性
誕生日:
1970/10/10
職業:
童話作家
自己紹介:
童話を書くかたわら、「つくも堂まめ本舗」として豆本も作っています。
創作のこと、豆本のこと、コルク人形「コルクン族」のことなどを、こちらに書いていこうと思っています。 ブログタイトルは「どんぐりも背くらべ」。ことわざ「どんぐりの背比べ」は、なんだかあまりいい意味ではありませんが、「の」を「も」に変えたら、すごく活発で、チャレンジ精神にあふれた感じになりました。どんぐりは、元気なほうがいいですよね。
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