童話作家・九十九耕一のブログ
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今日、某雑誌の取材がありました。する側ではなく、される側。
「童話作家」としてではなく、「豆本作家として」ではなく、台所の取材です(笑)。 これから発売される雑誌なので、詳しいことは語れませんが……。 某雑誌の「ネットアンケート」に回答したところ、「座談会」のお呼びがかかり、そこで気に入られたらしく、後日「もっと詳しいお話を」ということで、編集の方々が一度うちに来られたことがありました。 そのときに「使い込まれたフツーの台所」が目に止まったらしく、今日の取材に繋がったというわけです。 10年以上読んでいる雑誌なので、こんな形で参加できるとは、ちょっとテンション上がります。 ところが! 今朝、突然の腰痛! もともと、軽度の椎間板ヘルニアなので、たまに腰痛が出ます。軽いギックリ腰のような症状。よりにもよって、この日とは! このところ、豆本を作っていたことも原因のひとつでしょう。 あ、今週末「世田谷アートフリマ」で豆本ワークショップ、やります。よかったら、遊びに来てください。参加費300円です。 話を戻しまして。 コルセットを着用し、取材に臨みました。 ……なんて書くと、たいへんな取材のように聞こえますが、実際のところ、私がすることはあんまりありません。いくつかの質問に答えるだけ。コーヒーカップを持って台所に立つなどの、モデル的なことはしましたが(モデルデビュー? 笑)。 こちらが取材風景。 こんな台所でお役に立つのでしょうか? カメラマンさんの荷物は、本当に大荷物です。「フィルムを使っていたときは、もっと多かったですよ」と、おっしゃってました。 雑誌が発売になったら、お知らせしますね~。 本屋さんで開いてみてください。 PR
先日、献血に行ってきました。
もともと献血好きだし、できるだけ献血しようと思っています。 今回の献血のお供はこちら。 『みをつくし料理帖』シリーズの第5弾です。今回もおいしそうな料理にヨダレを垂らし、主人公・澪の周囲のドラマにドキドキしました。 献血後、カラオケレストラン・シダックスへ。 今回は歌いに行ったのではありません。 シダックスでは今、文具や児童書などの支援物資の受け付けをしてくれています。 我が家にも未使用のエンピツがあったので、本棚の児童書20冊ほどと合わせ、持っていきました。 受付の方は「客」ではない私にも「ありがとうございます」と、笑顔を向けてくれました。 シダックスの支援物資受付については、こちらをご覧ください。 http://www.shidax.co.jp/info/ 今回の震災は、原発事故を伴いました。 20数年前、高校生のときですが、知人から『東京に原発を!』という本を薦められ、読んで以来、私は反原発の意識を持ちました。 推進派と反対派の間では、幾度も論争が繰り広げられてきました。そして、今を迎えています。 ひとたび事故が起こってしまえば、推進だ、反対だと言っている場合ではなく、とにかく一刻も早く、事態が収拾することを祈るしかありません。「収拾」と言っても「元通り」にはなりませんが。 私にこの本を薦めてくれたWさんは、当時から熱心に反原発に取り組んでいました。討論会・説明会の参加もしていましたし、現地に赴いて反対活動もしていました。 「反対活動」と言うと、声高らかに「反対!」と叫ぶイメージがありますが、そういうものばかりではありません。地元の人たちがしっかり反対活動ができるよう、裏方的な活動もあったそうです。 例えば、畑の草むしり、ご飯の用意などです。反対活動をしている間も、当然、日常の生活はあります。「畑が気になって、そうそう活動もしていられない」ということもあるのです。そんな人たちのために、黙々と草むしりをしたWさん。中には「こんなことをするために現地に来たんじゃない!」と怒り出す人もいたとか。でも、声をあげるばかりが反対活動ではないことを、私はWさんから教わりました。 そんなWさんは、10数年前から、地元の福島に帰り、福島で暮らしています。地図で見ると、原発からは50キロほどしか離れていない街です。 「避難したほうがいいんじゃないか?」と言う人もいたそうですが、「まあ、ここで暮らしていくよ」とWさんは言っていました。 のほほんとした雰囲気をまとっているWさんですが、それは脳天気なわけではなく、肝が太いのと、腹をくくっているからでしょう。 「長年、言ってきた通りになっちゃったねぇ」と言う、Wさんの電話越しの声は、少し淋しげでした。 私はもう一度、立ち止まって考えてみます。
どこに募金をするか、というのも、やはり考えます。 ここをお薦めしているわけではありません。あくまで「私の場合」ですので。 |
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私も執筆しています。
コルクンの本棚
プロフィール
HN:
九十九耕一
年齢:
54
性別:
男性
誕生日:
1970/10/10
職業:
童話作家
自己紹介:
童話を書くかたわら、「つくも堂まめ本舗」として豆本も作っています。
創作のこと、豆本のこと、コルク人形「コルクン族」のことなどを、こちらに書いていこうと思っています。 ブログタイトルは「どんぐりも背くらべ」。ことわざ「どんぐりの背比べ」は、なんだかあまりいい意味ではありませんが、「の」を「も」に変えたら、すごく活発で、チャレンジ精神にあふれた感じになりました。どんぐりは、元気なほうがいいですよね。
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