童話作家・九十九耕一のブログ
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ワークショップ「世界でひとつの絵本をつくる」の1日目が終了しました。
このワークショップは2回続きで、1回目は「お話の作り方」について語る講義が中心となりました。 「お話を書くこと」は、私の場合はイタズラの延長線上にあります。イタズラと言ってもいろいろあるわけですが、落とし穴を掘るなんていうのは、レベルの低いイタズラだと思います。漢字で「悪戯」と書くのがふさわしいでしょう。引っかかった人が、怒ったり困ったりするようすを見て喜ぶようなイタズラは、低レベルです。 レベルの高いイタズラとは、仕掛けた方はもちろん楽しいし、仕掛けられた方も楽しい。加えて周りで見ている人たちも楽しい気持ちにさせるのが、高レベルなイタズラだと考えています。これは私の造語ですが、高レベルなイタズラは漢字で「楽戯」と書きます。 「楽戯」は想像力の結晶。どうしたらみんなが楽しい気持ちになるか、自分の持っているものを注ぎ込むわけです。 これって、私にとって、童話創作とまったく同じことなのです。 そこで、簡単な小冊子作りと、いつものワークショップでやっている折り豆本作りを体験してもらいました。 簡単な作り方をいくつか紹介することで、ワークショップ後に、自由な発想で本を作ってもらえたら嬉しいですね。基本的な作り方さえわかってしまえば、いくらでも応用は利くものです。 「童話作家」と「絵本作家」は混同されやすいです。ましてや、私のように豆本を作っていたら、なおのこと。今回のワークショップの依頼も、勘違いで私に話が来ました。 「写真を使った豆本なら、作ってます」と言うと、「参加者みんなが絵を描けるわけじゃないから、そのほうがいいですね!」ということで、絵でも写真でもOKの絵本作りとなりました。 本の作りとしては、蛇腹折りにした本体に枠を切り抜き、絵や写真を挟み込み、対面に文章を張り込むという簡単なもの。……ですが、紙を切るところから参加者にやってもらうと、すごく時間がかかるし、ついてこれなくなる方も出てくることが予想されたため、ある程度こちらで準備しておきました。 本体見開き8ページのセットを20組以上作るのは、なかなか骨の折れる作業で、じつはワークショップ初日は徹夜で迎えました。 このセットを持ち帰ってもらい、宿題として、8ページ以内に収まるお話と、それに合わせる絵または写真を用意してきてもらうことに。 3時間(ちょっとオーバーした)の講座が終わり、スタッフで反省会。 今回、私のほうに「どんな参加者が集まるか」という予想に誤りがあったと思います。絵本をつくる講座なので、常々「お話を書きたい」と思っている人が集まるのかと思っていました。なので、用意しておいた講義内容も、「文章の無駄を省く」とか「書く前に設計図を作ってみよう」といったもの。ところが、「なにを書いたらいいですか?」「テーマって、どうやって見つけるんですか?」という質問を多く受けました。 身近なところにお話の種はあるという話を、もっとするべきだったと思いました。また「絵本にはストーリーがある」という概念も、もっと壊せるような話をすればよかったと思いました。ストーリーなんかなくたって絵本は作れるんだという視点も、もっと時間を取って話すべきだったなー。 初めてのワークショップは、反省点だらけです。 次回は実習中心。参加者の方々に楽しんでもらいたいです。 PR ![]() ![]() |
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ストーリーゲート
私も執筆しています。
コルクンの本棚
プロフィール
HN:
九十九耕一
年齢:
54
性別:
男性
誕生日:
1970/10/10
職業:
童話作家
自己紹介:
童話を書くかたわら、「つくも堂まめ本舗」として豆本も作っています。
創作のこと、豆本のこと、コルク人形「コルクン族」のことなどを、こちらに書いていこうと思っています。 ブログタイトルは「どんぐりも背くらべ」。ことわざ「どんぐりの背比べ」は、なんだかあまりいい意味ではありませんが、「の」を「も」に変えたら、すごく活発で、チャレンジ精神にあふれた感じになりました。どんぐりは、元気なほうがいいですよね。
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