童話作家・九十九耕一のブログ
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 私はよく、買い物先でもらう紙袋や包装紙で、オリジナルの封筒を作ります。ときどき「どうやって作るの?」と聞かれることがあるので、作り方を紹介しますね。いつも適当に作っているので「教える」というようなことはできませんが、ざっくりとした作り方の紹介です。 今回は北海道のお菓子屋さん・六花亭の紙袋を使います。六花亭の紙袋は、花の絵がたくさん描かれているので、封筒にするととてもかわいいですよ。 袋中央の「はまなし」の絵を中心に、封筒を作っていくことにします。 まず、ふくろの折り目に沿って、各パーツを切り離します。正面・裏面・脇・底といった具合に。 持ち手の部分や、裏面の重なっている部分などをはがします。破れないように、慎重に! 手提げ紙袋を使っての封筒作りは、ここが一番難しいかもしれませんね。 本体の方まで薄く剥がれてしまうこともありますが、そのくらいは気にしなくて大丈夫。封筒にしてしまえば、内側は見えませんから。もし破れてしまっても、その部分を使わないように作っていけばOK。 「はまなし」の絵を中心に、封筒の幅に折ります。 封筒には規定の大きさがあります。最大で23.5cm×12cm、厚みは1cmまでで、総重量50g以内だと、80円切手を貼れば送ることができます。それ以上になると定形外郵便となり、料金が変わってきます。最低でも120円かかります。 小さすぎてもいけなくて、最小は14cm×9cmです。 幅が決まったら、とりあえず折ってみましょう。そして、あわせの部分で、どのくらい余分が出るか確認します。あわせは、封筒中央にならなくてもかまいません。使う紙の柄によって、臨機応変に。 合わさる部分は1cmくらいあれば充分です。1cm以上の部分が余分となります。今回は左側のあわせに余分ができました。折り込んでいるのが余分ですが、この写真だとわかりにくいですかね? すみません。 左右両側に余分ができることもあります。余分は切り落とします。 続いて、封筒の底になる部分を決め、折ります。折り目から1cmほど残し、切り落とします。 底の折り目の部分を起点に、両端を斜めに切り取ります。 広げると、下の写真のようになります。 三角の切れ込みの頂点を起点に、両端を切り落とします。 このとき、折り目に沿ってまっすぐ切るのではなく、少し内側に、斜めになるように切り落とすのがポイントです。こうしておくと、封筒のフタの部分を折り返すときに、折りやすいですよ。 底を作ったのと同じ要領で上部(封筒のフタになる折り返し部分)を決めます。今回、私の場合は、上部に余分はできませんでした。余分ができたときは、底を作ったとき同様に、折り目から1cmほどの部分を切り落とします。 両端を斜めに切り落とし、三角の切れ込みの頂点を起点に、斜めに両端を切り落とします。底のときと、まったく同じ作業ですね。 広げると、こんな感じになります。これはもう、封筒の展開図ですね。 あとはのり付けをすれば、封筒のできあがり。のり付けの際、うっかり封筒のフタまで閉じてしまわないように。中身が入れられなくなりますよ! 今回私は、上部に余分を作らないレイアウトをしたので、紙袋の端のギザギザが残った状態になりました。 このようにギザギザを残すのも、ポイントになってかわいいと思いませんか? 同じ紙を使っても、レイアウトの仕方で表情が変わってきます。これも、封筒作りの楽しみですね。 残りの紙で、封筒をもうひとつと、ポチ袋も作りました。もうひとつの封筒は、横長にしてみました。封筒の表情、変わるでしょう? これを郵便として出すときは、宛先を別紙に書いて、貼りつけています。柄に白い部分が大きくあれば、直接書いてもいいのですが、今回のように全面に絵がある場合は、別紙を貼ったほうがいいでしょう。宛先がどこに書いてあるのかわからないと、届かないおそれがありますから。切手を貼る場所も、絵の中に埋もれてしまわないよう気をつけて。 ちなみに私が宛先を貼りつける場所は、封筒の裏側です。宛名を貼りつけた時点で、こちらが「表」になるのかな? なんにしろ、せっかく選んだ絵柄が、宛名で隠れてしまうのはイヤですよね~。 封筒作りの参考になりましたでしょうか? 基本的にはこんな感じです。あとは使う紙によって、創意工夫を楽しんでくださいね~。 PR |
カレンダー
ストーリーゲート
私も執筆しています。
コルクンの本棚
プロフィール
HN:
九十九耕一
年齢:
54
性別:
男性
誕生日:
1970/10/10
職業:
童話作家
自己紹介:
童話を書くかたわら、「つくも堂まめ本舗」として豆本も作っています。
創作のこと、豆本のこと、コルク人形「コルクン族」のことなどを、こちらに書いていこうと思っています。 ブログタイトルは「どんぐりも背くらべ」。ことわざ「どんぐりの背比べ」は、なんだかあまりいい意味ではありませんが、「の」を「も」に変えたら、すごく活発で、チャレンジ精神にあふれた感じになりました。どんぐりは、元気なほうがいいですよね。
カテゴリー
最新CM
最新記事
(06/30)
(06/12)
(06/02)
(05/27)
(05/12)
ブログ内検索
P R
カウンター
最新TB
アクセス解析
|