童話作家・九十九耕一のブログ
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昨日は「世田谷アートフリマ」の二日目。二日間のイベントなので「最終日」でした。
初日と違って、朝からいい天気。これは忙しくなるぞー、と思ったのですが……私のブースのお客さんは、前日と同じくらいでした。……これは、私の失敗のせいでもあります。 材料が17時前に尽きてしまいました! 参加できなかったみなさん、本当にごめんなさい! ワークショップの参加者さんは、二日目は子どものほうが多かったです。器用な子もたくさんいて、きれいに豆本を仕上げていました。 こちらの参加者さんは姉妹。お母さんもサポーターとして参戦! ふたりとも、きれいな豆本が作れました。 高学年になると、作っている途中で集中力が切れるということはなくなります。 こちらの子も、真剣な眼差し! 所要時間はだいたい15~25分ですが、低学年の子の中には、ハサミで用紙を切ったところで集中力が切れ、折っていく段階ではかなり雑になってしまう子が何人か見られました。 手直しすると「自分で作った」という感じが薄れてしまいますし、プライドが傷つく子もいます。なので、合間合間に「今、何年生?」とか、「工作は得意?」などの質問をして、ガス抜きをすることが必要だとわかりました。 また、褒めすぎるのもよくないようです。低学年の子に多く見られた傾向ですが、ハサミを使っているときに「おっ、うまいね! すごくきれいに切れてる!」という具合に褒めると、どうも張り切りすぎてしまうようです。「いいところを見せよう!」と思うのか、ハサミのスピードが上がり、それまでまっすぐ切れていたのに曲がってきてしまう子が、何人かいました。 なので、作業中はあまり褒めず、「うん、いいよー」くらいに留めておくことにしました。作業が終わってから褒めると、集中力が途切れることを少し防止することもできるようです。 うーん、ワークショップやると、学べるなー。 最後の仕上げに、「世田谷233」のバナナシールを貼ってもらいます。 前の日記にも書いたことですが、世田谷233は、世田谷アートフリマで中心になって動いているボックス・ギャラリーです。このバナナシールは、そこのオリジナル。 「このシールはね、どんなに八百屋さんを探して回っても、ぜったいに見つけることができないんだよ。ここでしか手に入らないシールだよー」と言うと、子どもの顔がパァッと嬉しそうに輝きます。レア感が嬉しいのでしょう。 ウソは言ってませんが、このシール、「別企画の余り物」という言い方もできたりします。 ……まあ、ものは言いようってことで。 できあがった豆本は、トレーディングカードを入れるビニールケースに入れてもらうのですが、後のお客さんがつかえていないときは、ちょっとイタズラを。 前日のお客さんから学んだことですが、ビニールケースにカッターでチャチャッと穴を開け、「はい、ミニミニ手提げ袋」と言って渡してみました。これが子どもにけっこうウケがよく、穴を指先でつまんで、スキップして帰る子もいました。10秒足らずの細工で、こんなに喜んでもらえるとは! ホント、ワークショップをやると、勉強になります。 余談ですが、今回初出品となった『別館ポラン書房2 たぬき和尚』のカバーデザインは、こうなりました。 近日、ポラン書房にも納品します。 ポラン書房は、こちらです。 http://www5d.biglobe.ne.jp/~polanet/ PR |
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私も執筆しています。
コルクンの本棚
プロフィール
HN:
九十九耕一
年齢:
54
性別:
男性
誕生日:
1970/10/10
職業:
童話作家
自己紹介:
童話を書くかたわら、「つくも堂まめ本舗」として豆本も作っています。
創作のこと、豆本のこと、コルク人形「コルクン族」のことなどを、こちらに書いていこうと思っています。 ブログタイトルは「どんぐりも背くらべ」。ことわざ「どんぐりの背比べ」は、なんだかあまりいい意味ではありませんが、「の」を「も」に変えたら、すごく活発で、チャレンジ精神にあふれた感じになりました。どんぐりは、元気なほうがいいですよね。
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