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童話作家・九十九耕一のブログ
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 昨日は「世田谷アートフリマ」の二日目。二日間のイベントなので「最終日」でした。
 初日と違って、朝からいい天気。これは忙しくなるぞー、と思ったのですが……私のブースのお客さんは、前日と同じくらいでした。……これは、私の失敗のせいでもあります。
 材料が17時前に尽きてしまいました! 参加できなかったみなさん、本当にごめんなさい!

RIMG0031.jpg ワークショップの参加者さんは、二日目は子どものほうが多かったです。器用な子もたくさんいて、きれいに豆本を仕上げていました。
 こちらの参加者さんは姉妹。お母さんもサポーターとして参戦! ふたりとも、きれいな豆本が作れました。











RIMG0032.jpg 高学年になると、作っている途中で集中力が切れるということはなくなります。
 こちらの子も、真剣な眼差し!

 所要時間はだいたい15~25分ですが、低学年の子の中には、ハサミで用紙を切ったところで集中力が切れ、折っていく段階ではかなり雑になってしまう子が何人か見られました。
 手直しすると「自分で作った」という感じが薄れてしまいますし、プライドが傷つく子もいます。なので、合間合間に「今、何年生?」とか、「工作は得意?」などの質問をして、ガス抜きをすることが必要だとわかりました。

 また、褒めすぎるのもよくないようです。低学年の子に多く見られた傾向ですが、ハサミを使っているときに「おっ、うまいね! すごくきれいに切れてる!」という具合に褒めると、どうも張り切りすぎてしまうようです。「いいところを見せよう!」と思うのか、ハサミのスピードが上がり、それまでまっすぐ切れていたのに曲がってきてしまう子が、何人かいました。
 なので、作業中はあまり褒めず、「うん、いいよー」くらいに留めておくことにしました。作業が終わってから褒めると、集中力が途切れることを少し防止することもできるようです。
 うーん、ワークショップやると、学べるなー。

RIMG0514.jpg 最後の仕上げに、「世田谷233」のバナナシールを貼ってもらいます。
 前の日記にも書いたことですが、世田谷233は、世田谷アートフリマで中心になって動いているボックス・ギャラリーです。このバナナシールは、そこのオリジナル。
「このシールはね、どんなに八百屋さんを探して回っても、ぜったいに見つけることができないんだよ。ここでしか手に入らないシールだよー」と言うと、子どもの顔がパァッと嬉しそうに輝きます。レア感が嬉しいのでしょう。
 ウソは言ってませんが、このシール、「別企画の余り物」という言い方もできたりします。
 ……まあ、ものは言いようってことで。



RIMG0040.jpg できあがった豆本は、トレーディングカードを入れるビニールケースに入れてもらうのですが、後のお客さんがつかえていないときは、ちょっとイタズラを。
 前日のお客さんから学んだことですが、ビニールケースにカッターでチャチャッと穴を開け、「はい、ミニミニ手提げ袋」と言って渡してみました。これが子どもにけっこうウケがよく、穴を指先でつまんで、スキップして帰る子もいました。10秒足らずの細工で、こんなに喜んでもらえるとは!
 ホント、ワークショップをやると、勉強になります。






RIMG0036.jpg 余談ですが、今回初出品となった『別館ポラン書房2 たぬき和尚』のカバーデザインは、こうなりました。
 近日、ポラン書房にも納品します。
 ポラン書房は、こちらです。
http://www5d.biglobe.ne.jp/~polanet/
















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 RIMG0024.JPG
 今日はアートフリマ初日。昨晩は3時近くまで準備をしていたので、ちょっと眠かったです。
 家を出るとき、雨は降っていませんでしたが、電車に乗ってしばらくしたら土砂降り……。「お客さん、来るんだろうか?」と不安を抱えつつ、三軒茶屋・キャロットタワーへ。



















RIMG0025.JPG 今回は3階・ワークショップスペースの、囲いの中のブースでした。囲いがあると、ちょっといい気分?
 一応、豆本の販売もしてみた。
RIMG0026.JPG














 さて、ワークショップ。フタを開けてみると、お客さん、来てくれました!
 今日は全部で22人。子どもも多く、がんばって作っていました。
 RIMG0027.JPG
4ab21ebd.jpeg

















「切る」という作業よりも、「折る」という作業のほうが難しいようです。これは、子どもに限ったことではありません。
 蛇腹折りは、慣れないと、けっこうズレが出てきます。なので今回は「大きく折って、じょじょに小さく」という作戦をとってみました。帯状の用紙を、まず半分に折り、四分の一に折り、八分の一に折り……という具合に。なるべく誤差を少なくできるように。

RIMG0030.JPG 完成品は、小さなビニール袋に入れて持ち帰ってもらいました。今回はトレーディングカードを入れる袋を用意しました。

 お客さんのひとりがクリエイティブな方で、この袋にカッターで穴を開け、ミニミニ手提げ袋に!
 うーん、写真じゃちょっとわかりにくいけれど、けっこうかわいかったです。ナイス・アイディア!

 豆本もちょっと売れまして、それは嬉しいのですが、やはりひとりでは手が足らないなー、という感じです。
 明日は今日よりずっとお客さんが増えるそうなので、がんばらねば!


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RIMG0514.jpg 明日、明後日は「世田谷アートフリマ」。今回も豆本ワークショップで参加します。

 今回はワークショップの内容を新しくしたので、ちょっとキンチョーしています。
 今回作る豆本はこちら。
 










 ワークショップだけでなく、販売も少々。新作もあります。
 コルクン族がお菓子の家を作るお話。折り本形式の豆本です。RIMG0024.jpgRIMG0025.jpg














 
 

RIMG0026.jpg 新作はもう1冊。正確に言うと、あんまり「新作」でもないのですが……。

「別館ポラン書房」シリーズの第2巻『たぬき和尚』。こちらはドールハウスサイズ。
 












RIMG0027.jpg このお話を書いたのは、もう数年前。2007年に1巻と3巻を発行しています。

「なんで2巻が今ごろ?」という疑問を抱く方も多いでしょう。まあ、なんと言いますか……早い話が怠けてたんですね(汗)。 
 カバーのデザインがまだ決まっていなくて、写真は仮のデザイン。これから直して、明日になんとか間に合うようにしまーす!

 みなさん、よかったら遊びに来てください!
 







8dbec55a.jpegf0cb5092.jpeg

























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RIMG0514.jpg 今週末は「世田谷アートフリマ」。私も豆本ワークショップで参加します。
 今回のワークショップで作る豆本は、こんな感じです。
 より低学年の子も参加できるようにと思い、帯状の中身を蛇腹に折って作る形式にしました。
 テキストはすぐに用意できましたが、問題なのは教え方。自分にとってカンタンにできることでも、他の人にとっては難しいなんてことは、よくあることです。
 と、いうわけで、友人の子どもに、本番前に作ってもらうことにしました。
 今回協力してくれたのは、小学3年生になったばかりのMちゃん。


RIMG0018.jpg
 豆本作りを教えるのは私ですが、実際に教わっているのは私の方、ということになります。
 手順を教えながら、ようすを観察。どういうふうに教えればいいか、どんなところをサポートしたらいいかが見えてきました。もちろん、個人差はありますが、本番前にリハーサルをしておくことは大事。

 こちらは蛇腹折り中のMちゃん。






RIMG0019.jpg そして完成!















d86517b2.jpeg
 完成後も、さらにオリジナリティを出そうとするMちゃん。お母さんからボールペンを借り、裏表紙に絵をつけ始めました。















RIMG0022.jpg
 こんな感じに仕上がりました!
 名前も書いていましたが、そちらはちょっとモザイクかけさせていただきました。


 いやー、勉強になりました!
 Mちゃん、ご協力、ありがとうございました!








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 今日、某雑誌の取材がありました。する側ではなく、される側。
「童話作家」としてではなく、「豆本作家として」ではなく、台所の取材です(笑)。
 これから発売される雑誌なので、詳しいことは語れませんが……。
 某雑誌の「ネットアンケート」に回答したところ、「座談会」のお呼びがかかり、そこで気に入られたらしく、後日「もっと詳しいお話を」ということで、編集の方々が一度うちに来られたことがありました。
 そのときに「使い込まれたフツーの台所」が目に止まったらしく、今日の取材に繋がったというわけです。
 10年以上読んでいる雑誌なので、こんな形で参加できるとは、ちょっとテンション上がります。

 ところが!
 今朝、突然の腰痛!
 もともと、軽度の椎間板ヘルニアなので、たまに腰痛が出ます。軽いギックリ腰のような症状。よりにもよって、この日とは!
 このところ、豆本を作っていたことも原因のひとつでしょう。
 あ、今週末「世田谷アートフリマ」で豆本ワークショップ、やります。よかったら、遊びに来てください。参加費300円です。
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 話を戻しまして。
 コルセットを着用し、取材に臨みました。
 ……なんて書くと、たいへんな取材のように聞こえますが、実際のところ、私がすることはあんまりありません。いくつかの質問に答えるだけ。コーヒーカップを持って台所に立つなどの、モデル的なことはしましたが(モデルデビュー? 笑)。 
RIMG0010.jpg
 こちらが取材風景。
 こんな台所でお役に立つのでしょうか?

 カメラマンさんの荷物は、本当に大荷物です。「フィルムを使っていたときは、もっと多かったですよ」と、おっしゃってました。

 雑誌が発売になったら、お知らせしますね~。
 本屋さんで開いてみてください。






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ストーリーゲート
私も執筆しています。
コルクンの本棚
プロフィール
HN:
九十九耕一
年齢:
53
性別:
男性
誕生日:
1970/10/10
職業:
童話作家
自己紹介:
童話を書くかたわら、「つくも堂まめ本舗」として豆本も作っています。
創作のこと、豆本のこと、コルク人形「コルクン族」のことなどを、こちらに書いていこうと思っています。
ブログタイトルは「どんぐりも背くらべ」。ことわざ「どんぐりの背比べ」は、なんだかあまりいい意味ではありませんが、「の」を「も」に変えたら、すごく活発で、チャレンジ精神にあふれた感じになりました。どんぐりは、元気なほうがいいですよね。
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