童話作家・九十九耕一のブログ
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ユーキャンの通信講座「立原えりかの童話塾」の機関誌「ヒースランド」の24号が発行されました。
市販されていない本なので、購読申し込みしている人しか読めないのですが……。 今回の私のお話は『本棚小人の話』の第3話『ガドガン卿の本棚』。 「本棚には、本棚小人が住んでいて、収められる本と、その持ち主を見守っている」という、古い言い伝えがある街を舞台にしたお話です。小人は目に見えないし、その言い伝えを知っている人もまばらになってしまっているという設定。 今回は本棚小人を「見たことがある」という老人が登場します。子どもの頃に屋敷が火事になり、その中で小人たちを見たのだと、主人公のケイやリタたちに話して聞かせるという内容です。 物語中では「屋敷の火事」ということで語っていますが、原発に対する私の思いを込めました。 どんなに安全性を高めても「それでも事故は起こる」ということは、肝に命じておかなければなりません。 「安全性を高める」ということから方向転換しなければ、また事故は起きるでしょう。私は事故なんか起こってほしくありません。なので、多少不便になろうとも、原発反対を訴えます。 PR
7日、8日と、岐阜県中津川市の加子母に行ってきました。「つながる命 福島」という企画があって、それにちょこっと参加してきたのです。
原発事故以来、放射能に不安を抱えつつも福島で暮らしている母子を、一週間加子母に招き、リフレッシュしてもらおうという企画。友人の画家・本間希代子さんがスタッフであることからこの企画を知り、私は豆本ワークショップで参加することにしました。 お昼過ぎに着いたので、まずは腹ごしらえ。加子母の「道の駅」で昼食。 看板には、本間さんの絵が。看板だけでなく、道の駅には本間さんの絵がそこかしこに描かれています。商品のラベル、加子母の案内板、子どもが店内でできる塗り絵などなど。かわいいでしょー。 私は「加子母三昧」を注文。朴葉寿司がふたつ、煮豆やかぼちゃの煮付などの細々した料理が6品、稲庭うどん、トマトジュース、おしんこ、わらび餅で850円。これは「安い!」と言っていいんじゃないでしょうか? 朴葉寿司は具が2種類になっていて、どっちも、思わずにっこりしてしまう味わい。 食後にはトマトソフトクリームも食べた。トマトの味がさっぱりしていて、ぺろりと食べてしまえます。 さて、道の駅と、川をはさんで向かいにあるのが「ふれあいのやかた」という建物で、今回の企画の拠点となっているところであります。 裏には小川も流れていて、とてもいいところでした。 中には板張りの広間もあって、子どもたちが元気いっぱいに走り回っていました。スタッフのみなさんもばっちり遊んであげているので、どの子も本当にのびのびしています。お母さん方も、ここでならリフレッシュできるでしょう。 夕方4時から、いよいよ豆本作りスタート! 福島の母子だけでなく、地元の子どもたち、スタッフさんも参加してくれました。今回はボランティアなので、もちろん、参加費無料。 小学校に上がる前の子もけっこういましたし、いっぺんに参加者がどどどっと来たので「さばききれるのか?」と不安になりましたが、スタッフさんのサポートが入ったので、なんとか乗り切ることができました。 作業を進めるスピードにばらつきがあるので、進行が難しいです。早い人に合わせたらついてこられない人が出てしまうし、遅い人に合わせると退屈してしまう人が出ます。ある程度待って、見切り進行という形になりましたが、遅れた子のサポートをスタッフの方々がしてくれたので、本当に助かりました。おかげさまで、けっこう喜んでもらえました。 初めて豆本を見る人も多かったです。豆本に興味を持ってもらえたようで、よかったなー。
私の実家は製麺工場。ラーメンの麺を作っています。
現在、ホームページを作成中で、ネット販売も始めるつもりでいます。 その宣伝も兼ねて「工場見学豆本」を作ってみました。ネットでラーメンを注文してくれたお客さんに、オマケとして添えるつもりです。 ラーメンの麺が作られる工程を写真に撮り、ホームページのキャラクターであるフジメン・ケンくんが解説する形です。 まん中をホッチキスで留める簡単な作りの本なのですが、友人の画家・本間希代子さんに描いてもらったキャラクターのおかげで、かわいい本になったと思います。 もらった人が、喜んでくれるといいなー。 私の実家・富士麺研のホームページはまだ準備中ですが、アドレスはこちら。 http://www.muteppo.net/ 本間さんのホームページはこちらです。 http://tebako.jp/Welcome.html
土曜・日曜と開催された世田谷アートフリマ、無事閉幕いたしました。ご来場くださったみなさん、ありがとうございます。気になったけど行けなかったというみなさん、次回はぜひ!
豆本ワークショップは、概ね好評だったようで、ホッとしています。 前回に比べると参加者は少なかったのですが、前回よりも小学生の参加者は増えました。 みんな、初めての豆本作りに、真剣な表情で挑戦してくれました。中には小学校1年生なのに、大人顔負けの仕上がりだった子もいて、驚きました。豆本作家として、スカウトしたいです。 前回のワークショップでは『とんでったシール』という豆本を作りましたが、今回はそれに『コルクンのどんぐりもせいくらべ』も加わりました。2種類のうち、どちらを作るかを参加者に選んでもらう方式です。 2:3くらいの割合で『どんぐりもせいくらべ』を選ぶ方が多かったです。ですが、中には「前回『とんでったシールを作ったから、今回は『どんぐりもせいくらべ』を」という方もいました。「全種類集めたいの」と、嬉しいお言葉。とうことは、次回も新作を用意しなくちゃいけませんね! また、渋谷の展示会での豆本がちゃぽんで『コルクンとおかしのいえ』を当てた方が来て「コルクンのファンです!」と言ってくれたのも嬉しかったです。今回の新作コルクン豆本に大喜びしてくれました。 ワークショップに限らず、お客さんと直接会って、言葉を交わすのは、楽しいし、勉強になります。今回も、たぶんお客さん以上に、私のほうが収穫が多かったと思います。 |
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私も執筆しています。
コルクンの本棚
プロフィール
HN:
九十九耕一
年齢:
54
性別:
男性
誕生日:
1970/10/10
職業:
童話作家
自己紹介:
童話を書くかたわら、「つくも堂まめ本舗」として豆本も作っています。
創作のこと、豆本のこと、コルク人形「コルクン族」のことなどを、こちらに書いていこうと思っています。 ブログタイトルは「どんぐりも背くらべ」。ことわざ「どんぐりの背比べ」は、なんだかあまりいい意味ではありませんが、「の」を「も」に変えたら、すごく活発で、チャレンジ精神にあふれた感じになりました。どんぐりは、元気なほうがいいですよね。
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