童話作家・九十九耕一のブログ
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昨日、神保町・東京堂書店に「豆本がちゃぽん」を納品。今回参加者は赤井都さん、瓢箪堂さん、Heart Cafeさん、こがりょうこさん、そして私の5名。
私の出品作は『コルクンとおかしのいえ』という、折り本形式の写真絵本。コルクン族がお菓子の家を建てるお話です。 渋谷のギャラリー・セルに設置されたがちゃぽんと、同じ作品になります。 東京堂のがちゃぽんは、本日からスタート。3階に設置されています。 がちゃぽんの納品が終わったあとで、渋谷へ向かい、「てづくり豆本展」のようすを見てきました。お客さんは、けっこう来てくださっていました。 こちらのがちゃぽんも好評らしく、最終日前に品切れになってしまう可能性も! ギャラリー・セルは、本日はお休みですので、行こうと思われている方、ご注意ください。 今回の「てづくり豆本展」は45名もの豆本作家が参加しています。そのため、作家ひとりあたりのスペースが、かなり狭いです。私のブースは、なんとなく埋もれてしまっている気がしました。 とは言え、見栄えのする展示をされている作家さんもいます。条件は同じなわけですから、経験とセンスがものを言っているわけですね。とても勉強になります。 まずはお客さんに見てもらうこと、楽しんでもらうこと。それが大事ですねー。 「てづくり豆本展」、今月15日までです! PR
本日、ストーリーゲートで『妖精の影 後編』が無料公開。
おじいさんが、孫娘に聞かせた妖精の話。そして、そのときに見せた「妖精の影」。 おじいさん・ジョージがまだ若かったころのお話。前編は妖精・ライラとの出逢い。そして、この後編では、絆と別れを描きました。 このお話は、手作りの品を売るフリーマーケット「アートフリマ」で、「妖精の影」を並べているブースに出会ったときに生まれました。 左がその「妖精の影」。 ストーリーゲートで作品化するときに、この作品を作った切り絵作家の村山能子さんに許可をいただくと同時に、協力もお願いしました。 と、いうわけで、ストーリーゲート作品でも、絵は、村山さんの切り絵になっています。 よかったら、見てください。右の絵の部分をクリックすると、ストーリーゲートのサイトに移動できます。 ちなみに、ストーリーゲートでは今、『禁酒番屋』という作品も無料公開中。 古典落語の『禁酒番屋』を、私がリライトしました。ナレーションは林家うん平さんです。 こちらのページの『禁酒番屋』をクリックしていただくと、ご覧になれます。 https://www.so-net.ne.jp/storygate/sakuhin/osusume.html
本日、ストーリーゲートで『天狗の隠れ蓑』が無料公開。
この昔話には、オチが何種類かあります。リライトするときに、どのオチにするか、ちょっと悩みました。 隠れ蓑を燃やされてしまい、灰を体に塗ってみたら、隠れ蓑を被ったとき同様透明になります。「最後の1回」と、酒屋に入って、お酒をたんまり飲むところまでは同じ。 お酒を飲む内に、口の周りの灰が落ち、周りの人に「升に口がついてる!」と気づかれ、袋叩きになってしまう、というオチは、よく知られているかと思います。 ですが、いまひとつ、おもしろみに欠ける感じがしました。 ですので、私が選んだのは、別のオチ。ちょっと下品かもしれませんが、こちらのほうがユーモアを感じました。 よかったら、見てください。右の絵の部分をクリックすると、ストーリーゲートのサイトに移動できます。
渋谷の「ギャラー・セル」で、本日から「てづくり豆本展」が始まりました!
45人もの豆本作家が集まったイベントなので、豆本好きな方は、ぜひ、足をお運びください。 昨日、搬入に行ってきたのですが、みなさん、レベルが高いです。こんな中に私が混じっていていいんだろうか……と、ちょっと不安になりました。 私のブースは、こんな感じです。 ……なんか、ワサワサしてしまいました。 ショーケースには、コルクンが入っています。 「豆本がちゃぽん」も出張しています。参加作家は12名。私も参加しています。 どれが出るかはわかりませんが、どれも100円とは思えない出来です。がちゃがちゃして、ソンはないと思いますよ~! 12名の中でも、私が一番注目したのがこちら。 boccafeさんのパタパタ作品『雨の中』。パタパタの基本的な作り方は私がお教えしたのですが、今回、それが驚くべき進化を遂げていました! 「パタパタ」とは、左の写真のようなものです。正式名称がわからないので「パタパタ」と呼んでいます。最後のページを、パタッと開くと、最初のページに戻ります。 パタパタを作ったことのある人ならわかるのですが、この作りには、問題がふたつあります。 ひとつは、最後のページが十字型になってしまうこと。 もうひとつは、3ページ目の一部が、4ページ目に残ってしまうことです。左の写真ではわかりやすく、残る部分に斜線を書いて、パタパタしてみました。 今回のboccafeさんの作品では、このふたつの問題が、見事に解決されているのです! パタパタ界震撼! がちゃぽんをされた方で、boccafeさんの作品が当たった方は、ぜひ、この衝撃をかみしめてください(笑)。 てづくり豆本展/ギャラリー・セルはこちら。 http://galleryser.com/
八王子市夢美術館で開催中のこの展示を、見てきました。
ムットーニさんの作品は、まさに「からくりシアター」です。「仕掛けが動く」ということだけでなく、そこに音楽と、光と影という演出が加わり、ストーリーが紡ぎ出されています。作品のひとつひとつが、まさに「劇場」なのです! それが今回、動く作品だけでも19作品も見られるという、なんとも贅沢な展示。入館料500円とは、交通費を計算に入れても、ものすごくお得です。 展示の仕方も、とても考えられていました。 左の図をご覧ください。こちらは入り口でもらえる展示案内。 ブロックごとに、統一感のある作品がまとめられています。 それは、ごく普通の展示方法ですが、裏面を見ると、工夫されていることがわかります。 動く作品の、タイムスケジュールが載っています。 どれも音楽と一体となった作品なので、全部が一度に動くと、音がまざって、なんだかわからなくなってしまいます。そこで、各部屋、動く作品はひとつずつ。 ひとつの作品の動きが止まると、その隣の作品が動き出すので、それを追って行くと、自然と会場をひと巡りできるようになっているのです。 それに、1番目の部屋が混み合っていたら、別の部屋から見始めればいいわけで、「前の人が邪魔で見えない~!」なんて問題も解消されています。 やっぱり、ムットーニさんの作品は、じっくり見たいですからね~。 会場内は撮影禁止。 なので、お土産で買ったポストカードで、チラッと作品をご紹介。 『アローン ランデヴー』は、宇宙のときめきを感じます。正面、もしくはやや左よりから見るのがオススメ。 『ギフト フロム ダディ』 思わず「おおっ!」と声をあげてしまいます。たまげます。 『ウィング エレメント』は、五つの作品が一体となって作り上げる世界。 私は写真中央の『エッジ オブ リング』が一番好きです。 村上春樹さんの短編『眠り』を題材に作られた作品。ムットーニさん本人の朗読が流れ、動き出します。 少々単調とも思われる動きではありますが、物語が3分の2ほどまでさしかかると、思わず「あれっ!?」と言ってしまいます。 にくい演出です。 ムットーニ作品と言えば、キャバレーではないでしょうか? それはそれは、きらびやかで、美しいステージです。 見終わったら、思わず拍手をしてしまいそう。 ご興味のある方は、ぜひ行ってみてください。 八王子市夢美術館はこちら。 http://www.yumebi.com/ |
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ストーリーゲート
私も執筆しています。
コルクンの本棚
プロフィール
HN:
九十九耕一
年齢:
54
性別:
男性
誕生日:
1970/10/10
職業:
童話作家
自己紹介:
童話を書くかたわら、「つくも堂まめ本舗」として豆本も作っています。
創作のこと、豆本のこと、コルク人形「コルクン族」のことなどを、こちらに書いていこうと思っています。 ブログタイトルは「どんぐりも背くらべ」。ことわざ「どんぐりの背比べ」は、なんだかあまりいい意味ではありませんが、「の」を「も」に変えたら、すごく活発で、チャレンジ精神にあふれた感じになりました。どんぐりは、元気なほうがいいですよね。
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