童話作家・九十九耕一のブログ
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八王子市夢美術館で開催中のこの展示を、見てきました。
ムットーニさんの作品は、まさに「からくりシアター」です。「仕掛けが動く」ということだけでなく、そこに音楽と、光と影という演出が加わり、ストーリーが紡ぎ出されています。作品のひとつひとつが、まさに「劇場」なのです! それが今回、動く作品だけでも19作品も見られるという、なんとも贅沢な展示。入館料500円とは、交通費を計算に入れても、ものすごくお得です。 展示の仕方も、とても考えられていました。 左の図をご覧ください。こちらは入り口でもらえる展示案内。 ブロックごとに、統一感のある作品がまとめられています。 それは、ごく普通の展示方法ですが、裏面を見ると、工夫されていることがわかります。 動く作品の、タイムスケジュールが載っています。 どれも音楽と一体となった作品なので、全部が一度に動くと、音がまざって、なんだかわからなくなってしまいます。そこで、各部屋、動く作品はひとつずつ。 ひとつの作品の動きが止まると、その隣の作品が動き出すので、それを追って行くと、自然と会場をひと巡りできるようになっているのです。 それに、1番目の部屋が混み合っていたら、別の部屋から見始めればいいわけで、「前の人が邪魔で見えない~!」なんて問題も解消されています。 やっぱり、ムットーニさんの作品は、じっくり見たいですからね~。 会場内は撮影禁止。 なので、お土産で買ったポストカードで、チラッと作品をご紹介。 『アローン ランデヴー』は、宇宙のときめきを感じます。正面、もしくはやや左よりから見るのがオススメ。 『ギフト フロム ダディ』 思わず「おおっ!」と声をあげてしまいます。たまげます。 『ウィング エレメント』は、五つの作品が一体となって作り上げる世界。 私は写真中央の『エッジ オブ リング』が一番好きです。 村上春樹さんの短編『眠り』を題材に作られた作品。ムットーニさん本人の朗読が流れ、動き出します。 少々単調とも思われる動きではありますが、物語が3分の2ほどまでさしかかると、思わず「あれっ!?」と言ってしまいます。 にくい演出です。 ムットーニ作品と言えば、キャバレーではないでしょうか? それはそれは、きらびやかで、美しいステージです。 見終わったら、思わず拍手をしてしまいそう。 ご興味のある方は、ぜひ行ってみてください。 八王子市夢美術館はこちら。 http://www.yumebi.com/ PR |
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私も執筆しています。
コルクンの本棚
プロフィール
HN:
九十九耕一
年齢:
54
性別:
男性
誕生日:
1970/10/10
職業:
童話作家
自己紹介:
童話を書くかたわら、「つくも堂まめ本舗」として豆本も作っています。
創作のこと、豆本のこと、コルク人形「コルクン族」のことなどを、こちらに書いていこうと思っています。 ブログタイトルは「どんぐりも背くらべ」。ことわざ「どんぐりの背比べ」は、なんだかあまりいい意味ではありませんが、「の」を「も」に変えたら、すごく活発で、チャレンジ精神にあふれた感じになりました。どんぐりは、元気なほうがいいですよね。
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