童話作家・九十九耕一のブログ
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昨日は父の日。というわけで、両親を連れ、豊島園の「あじさい祭り」に行ってきました。
実家は練馬区なので、豊島園はすぐ近く。小学生の頃は、友だちと、自転車で行ったこともあるくらいの距離です。 豊島園には150種もの紫陽花が植えられていて、花によって多少開花時期が違いますが、この日はかなりたくさんの種類を見ることができました。 山紫陽花は、小ぶりで地味だけれど、味わい深くて、見ていてあきません。 品種改良されたものには、やはりそれなりの華やかさがあります。 両方をいっぺんに楽しめるので、見応えのあるイベントです。 父も携帯のカメラで、何枚も写真を撮っていました。喜んでもらえたようで、よかったです。 ちなみに、入園料はたった200円! ふところにもやさしい父の日でした(笑)。 PR
『ベルサイユのばら』の記念切手が発売になったので、チラシ豆本を作ってみようと思います。
じつは『ベルばら』はけっこう好きで、宝塚の舞台を観に行ったこともあります。何組の公演かは忘れましたが、「マリー・アントワネット編」でした。席があまり良くなく、バスティーユ陥落の際の白旗が見えなかったのは残念でした。 それはさておき。 郵便局でいただいてきたチラシを2枚使います。 まずは表の、切手の部分を切り取ります。左側は白い部分をのりしろに使うので、残しておきます。 切手部分を切るときは、縁の穴を目印にして。この黒いポチポチのまん中を切るようにします。 大きく切り抜いたら、これを場面ごとに切り分けます。 切手は2枚続きで一場面となっているので、中央部分は切らずにおきます。見開きページにして作っていきます。 切り分けると、縦19mm、横37mmくらいになります。 さて、これだけでも、貼り合わせて蛇腹に折れば、「ベルばら画集」ができるのですが、それだとあまりにもカンタンで、物足りない感じがします。 そこで今回は、パソコンを使って、ちょっと手を加えることにしました。 我が家のパソコンには「フォトショップ・エレメンツ」が入っています。このソフトを使って、手を加えてみました。 まずはチラシの裏面をスキャン。 完成する豆本の、1ページの大きさは15mm×19mmになります。ですので、同じ大きさの枠を作り、各キャラクターの顔の部分にかぶせます。 この枠の中に、原作にあるセリフを書き込んだのですが、これが大仕事! 本棚の奥から『ベルサイユのばら』(文庫版全5巻)を引っ張り出し、絵に合ったセリフを探さなくてはなりません。この切手は、池田理代子さんの書き下ろしなので、まったく同じ場面はありませんが、なんとなく、それっぽい場面を探します。 見つけたセリフは、そのままだと長すぎたりしたので、少しいじりました。 縦書きで、フォントの大きさは4ポイント。読めなくては意味がないので、4ポイントくらいがギリギリかと思います。 チラシ裏面には、各絵に番号がふってあるので、その番号に合わせて、私が書き込んだセリフをご紹介。 1.「王妃という地位につけさせるために 神はわたしを生まれさせたもうたのですか」 2.「この方は生まれながらの女王…… なんという誇り高い人だ…」 3.「あの夏の日のめくるめきのなかに おまえがいた」 4.「おぼえているか あの春のたまゆらに おまえがいた」 5.「アントワネットさま…… はじめてお姿を見たときから おしたいしておりました……」 6.「アントワネットはいまこそ ほとばしるように生きております…」 7.「美しい人なのです だが……」 8.「フェルゼンの唇が……わたしを語った これで あきらめられ…る…!!」 9.「オスカルさま… なぜ女なんかにお生まれになったの……」 10.「わたしののぞみは もっとずっと高い… そのためには たとえどんなことだってするわ!」 セリフをはめ込んだら、スキャンした絵は消してしまいます。この状態でプリンタにチラシをセットし、印字すれば、絵に枠とセリフがプリントされることになります。 ただし、プリンタによって印刷方向などは違うので、一度白紙の紙にプリントし、使用するプリンタの特徴をつかみましょう。白紙の紙にプリントされたものを、チラシ裏面と重ね、透かしてみて、位置のズレを補正もしましょう。 プリントできたら、枠に合わせて切り抜いていきます。のりしろを残したいので、左側は4mmくらい、枠からはみ出すように切ります。 これまで切り抜いた絵を、ページ順に並べてみます。 今回私は、セリフを縦書きにしたので、右綴じの本ができあがります。そのことを意識して並べましょう。 できあがりのイメージは、まずチラシ表の、カラーの絵が見開きで開かれます。ページをめくると、裏面の同じ場面のモノクロページ。キャラクターの顔がクローズアップされているし、セリフも書き込まれているので、物語が浮かび上がってきます。 重要なのは並べ順。チラシの番号通りに並べると、ちょっとストーリー仕立てにならないと思います。 なので私は、左の順に並べました。 オスカルとアントワネットの出逢い→アントワネットとフェルゼンの恋→フェルゼンに寄せるオスカルの想い→ロザリーとジャンヌ→オスカルとアンドレ まったく順番を変え、セリフも自分で創作し、新しいストーリーを展開するのもおもしろいかと思います。 切り離されているパーツをつなげていきます。 最終的には1本の帯状にするのですが、長いと作業しづらいので、三つくらいに分けて接着し、それから1本にまとめてはいかがでしょうか? 1本にしたら、左端ののりしろは必要ないので切り落とします。 ボンドが乾いたら、蛇腹に折ります。カラーページ、モノクロページが、それぞれ見開きになるように。 左の写真、蛇腹折りの下に四角い紙があります。これは雑誌などから切り抜いた、薄めの紙。本体の背の補強のために貼ることにしました。本体より小さめに切ります。15mm×10mmくらい。 本体の背にボンドを塗ったら、この薄紙にもボンドを塗り、背に貼りつけます。 ここまでできたら、重しを乗せて、ボンドが乾くのを待ちましょう。 その間に表紙を作ります。 チラシの表、切手部分を切り抜いた部分の隣に描かれた、オスカルとアントワネットの絵を使います。 オスカルはギリギリ頭頂部が入るくらい、アントワネットは花の髪飾りのところで切ります。 切り込みを入れたところを基準に、21mmの幅で絵を切り取ります。 オスカルは表紙、アントワネットは裏表紙として使います。もちろん、好みで入れ替えてもけっこうですが、今回はオスカルの表紙で作業を進めます。 オスカルの絵は、左から、折り返し、表紙、背表紙、のりしろ、といったパーツが合わさったもの、とお考えください。このパーツの長さは、折り返し・10mm+表紙・16mm+背表紙・4mm+のりしろ・5mm、という状態です。 アントワネットは、裏表紙・16mm+折り返し10mm。 これを貼り合わせ、折り返し部分の裏側にもボンドを塗り、折って接着します。 できあがった表紙と本体を接着したら、「ベルばら」切手のチラシ豆本の完成! けっこうちっちゃいです。 ちょっと説明がわからない部分もあるかもしれません。 以前ご紹介した「チラシ豆本『ピーター・ラビット』編もご参考になさってください。 http://tsukumodo.blog.shinobi.jp/Entry/64/ これさえあれば、気分はいつでもフランス革命! シトワイヤン! いざ、バスティーユへ!
私の住む地域には、富士山があります。
と言っても、本物ではなく、富士山信仰のために、土を盛って作られた富士山。通称「荒幡富士」。明治32年に作られたそうです。当時はブルドーザーもパワーショベルもありませんでしたから、人力で土を運び、盛ったのでしょう。 毎年1回、この富士山では、地元住民の手によって、清掃活動が行われます。今日がその清掃活動の日でした。 私は今まで、一度も参加したことがありませんでしたが、現在「隣組班長」をしていることもあり、ちょうどいい機会なので参加してきました。 100円ショップで買った鎌と、軍手を持参して、いざ、荒幡富士へ。 けっこう、人は集まるんですね。200人くらいいたのではないでしょうか? うち、半分くらいは地元の中学生。学校活動のひとつになっているみたいです。校長先生はじめ、数人の教員の方が来ていました。 野球のユニフォームを着た小学生の姿も。ランニングでもしたきたのでしょう。作業前に、すでにかなり汗をかいていました。 清掃作業の主な内容は草むしり。草刈りマシーンも数台出動していましたが、ほとんどの方が鎌を持って手作業です。刈った草は熊手や箒で集められ、こもやシートに乗せて運び出します。 中には刈ってほしくない山野草もあるのですが、それらは事前に詳しい方がチェックしておいてくれました。左の写真のように、ビニールひもが巻いてあるものは、刈らずに残しておきます。 それ以外にも、自分の判断で残した草もあります。右側の写真が、私が残しておいた草なのですが……後から来たおじいさんに刈られてしまいました(泣笑)。 「草刈り」は、文字通り「草を刈る」という作業。根までは引き抜きません。 そうなると当然、しばらくすればまた草が生えてきます。でも、それは仕方ないのです。 前にも書きましたが、この山は、土を盛って作られた山。ただ土を盛っただけの状態では、雨などで土が流れてしまいます。それを防いでいるのが、草の根。 ですので、草ぼうぼうも困りますが、根こそぎ取り払ってしまうのもいけないのです。 これは碑でしょうか? 祠でしょうか? とりあえず、この周りは私が草を刈りました。 「うーん、きれいになった!」と、ひとり満足するのも、清掃活動の楽しみのひとつではないでしょうか? 小中学生も、けっこう楽しんで作業しているようでした。みんなさぼらずに、和気藹々と作業していました。 ふざけて、斜面を滑って、ジャージが泥まみれになった子もいましたが、怪我さえしなければ、それもまた微笑ましい光景です。 じつはこの荒幡富士、3月11日の地震の影響を受けていました。トップの写真を見てもらえるとわかるのですが、山頂部にビニールシートがかけられています。 山頂の祠が崩れ、疑木の手すりが倒れ、山の一部にヒビも入ったそうです。 そのため、山頂付近は専門の業者が整備してくれるのだそうです。所沢市の文化財に指定されていることもあり、全額ではありませんが、市からもお金がおりるのだとか。 「文化財」とは言っても、やはり守るのは地元の人たちなんですねー。 作業はおよそ1時間半で終了。現在の荒幡富士の説明があり(これが長い!)、かんたんなお疲れさん会。子どもたちには、お茶とお菓子が配られます。 大人は、お茶ももらえますが、お酒もいただけます。もちろん、お酒をいただきました~。 |
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ストーリーゲート
私も執筆しています。
コルクンの本棚
プロフィール
HN:
九十九耕一
年齢:
54
性別:
男性
誕生日:
1970/10/10
職業:
童話作家
自己紹介:
童話を書くかたわら、「つくも堂まめ本舗」として豆本も作っています。
創作のこと、豆本のこと、コルク人形「コルクン族」のことなどを、こちらに書いていこうと思っています。 ブログタイトルは「どんぐりも背くらべ」。ことわざ「どんぐりの背比べ」は、なんだかあまりいい意味ではありませんが、「の」を「も」に変えたら、すごく活発で、チャレンジ精神にあふれた感じになりました。どんぐりは、元気なほうがいいですよね。
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