童話作家・九十九耕一のブログ
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先月末、ユーキャンの通信講座「立原えりかの童話塾」の機関誌「ヒースランド」を入稿してきました。発行は11月半ばごろじゃないでしょうか?
今号では、私は『白い糸、黒い糸』というお話を書きました。認知症をテーマにしたお話です。 私の母が、数年前から認知症となり、現在「要介護3」です。迷子になってしまったりするようなことはないのですが、「記憶する」ということは、ほぼできません。 料理を「しなくちゃいけない」という思いはあるのですが、作るものはやはり、おかしなものになってしまいます。ただ、私がそばについて「これを千切りにして」とか「これは5ミリ幅に切って」などと指示すると、その作業はきれいにこなします。長年、毎日台所に立っていたので、体が覚えているのですね。私の顔を見ると、第一声はたいてい「ご飯食べた?」です。日に何度も尋ねられます。 母が、ご飯を食べたか気にすることは、イコール、家族への愛なのです。 ですが、認知症という病気なのだから仕方ないと解っていても、苛ついてしまうこともあります。あとで後悔したり反省したり……。 母のこと、私たちのことを、書いておいたほうがいいと思いました。認知症の家族を持つ人が、少しほっとできるようなお話を書こうと思いました。 『白い糸、黒い糸』は、もちろんフィクションですが、母も私も本名で登場します。そうしなければいけない気がしたものですから。 PR
先月17日、メルマガ「ストーリーカフェ・ゲート」の第2号が配信されました。
こちらのブログに全文が掲載されているので、よかったらのぞいてください。 http://
先月、「ストーリーゲート」の宣伝メルマガが配信されました。
宣伝のためのメルマガではなんですが、宣伝よりは「読んでもらうこと」に力を入れたメルマガにしたい、ということで、私にそのお仕事が舞い込んできました。「通勤途中とかでも、気軽に読めて、ちょっと気分転換できるような、軽いタッチの読み物を」ということで。 というわけで、ごく短いお話と、コラムを書いています。 お話は「読み切りなんだけど、連載感があるように」という注文でした。 都心にある、大きな会社が舞台。社長が代替わりしたのだけれど、新社長はちょっと変わった人で、最初にした仕事が、会社入り口に「お話掲示板」の設置。 「楽しいお話を貼ってください。ほほ笑みは活力!」 そんな文句が書かれた掲示板に、最初に貼り出されたのは、やはり新社長のお話。 仕事とはまったく関係のないこの掲示板。でも、なぜか気になってしまう掲示板。 そんなお話です。 このメルマガは会員じゃないと配信してもらえないのだけれど、ストーリーゲートの方でSo-netに許可を取り、下記のブログに全文が載っています。 よかったら、読んでくださーい! http://
豆本仲間の、茶柱立太さんの個展のお知らせ。
『妖怪作品展 真夏の化けさわぎ』が、東中野の「ビタミンTee」にて、8月8日より開催。 茶柱さんの妖怪は「お友達になりたい!」と思うくらい、かわいいです! ぜひ、ご覧ください。たぶん、妖怪の人形がメインの展示だと思います。 http://
先月、テレビ朝日の『落語者』で、桂まん我さんという、上方の落語家さんが出演していました。『胴斬り』『しじみ売り』を演じたのですが、これがとてもうまかったので、生で観てみたいなーと思っていました。ネットで調べたところ、浅草でひとり会をやると知り、すぐに予約。それからずっと楽しみにしていて、昨日観てきました~。
せっかく浅草に行くのだから、落語の他にもいろいろ楽しみたいところです。まずはお昼ご飯。相方がいろいろ調べてくれて、「鳥越」というお寿司屋さんのランチを食べに行くことに決定。 観光ゾーンからほんの少し外れたところにあった。ここのランチタイムでは「海鮮ばらちらし」が1000円で食べられるのです! 11時半の開店とほぼ同時に入店。一番乗りだ。カウンター席に座りました。 注文して待つことしばし。 ばらちらしの他、サラダ、豆腐、あさりのみそ汁が付いていました。 「醤油は、少しずつかけて食べてくださいね」 板さんにそう言われ、わさびを溶いた醤油を、ちょっとだけかけて食べると……。 う、うまい! これは、本物のお寿司屋さんの仕事ですよ! ちらし寿司って、刺身を酢飯の上に乗せただけ、みたいなところもありますが、ここは違います! ネタは、ちゃんと寿司屋の仕事がされているものを、適度に細かく切ってあります。食べる場所によって、鮭のとろんとした感じがするところ、つぶ貝のコリコリッとした感じが楽しいところ、ウニの香りが広がるところ、と、もう、ひと口ごとにおいしいのです。醤油をかけなくてもおいしいくらい。これで1000円って、ものすごく安いです。量もしっかりあって、大満足です。丼は無料で大盛りにもしてくれるようですが、ネタとのバランスを考えると、普通盛りがいいんじゃないかな? ランチは大成功。あまりの満足感に、このまま帰ってもいいと思うくらいでした。 でも、もちろん帰りません。 落語の開場時間まで間があるので、浅草見物。 日曜日なので、たいへんな人混み。あちこちに大道芸も出ていました。 左の写真は、急いでいるサラリーマンではありません。風になびいているようなネクタイ&スーツ(なびいている形で固まっている)を着て、微動だにしないという大道芸。 右はおなじみ、ガマの油売りです。 「日の出せんべい」と「入山せんべい」でもお買い物。あとで食べ比べをしてみるつもりです。 和菓子屋さんの「千茶」で水ようかんを買いました。 水ようかんは、賞味期限がたった半日。というわけで、すぐに食べました。 これ、みずみずしくて、おいしいな~! さすが賞味期限半日ですよ。 そうこうしているうちに開場時間。浅草公会堂の4階・第2集会室に行きました。ひとり2000円。 小さな会場で、畳の部屋に座布団を並べた形式。定員は50人ということでしたが、25人ほどしか集まっていないようでした。上方の落語家さんだから、こっちでの知名度がいまいちなのかな? でも『落語者』ではすごく面白かったんですよ。 前から2列目という、なかなかいい席を陣取りました。今回、『植木屋娘』という演目を演ることだけはわかっていました。この演目は、舞台向かって右側から観るのがいいらしいので、そのことを意識して席を取りました。 一席目は『池田の牛ほめ』。江戸落語でいうところの『牛ほめ』。与太郎話で会場を温め、続けて『植木屋娘』に突入。 この演目は、東京ではあまりかけられません。私も観るのは初めてでした。愛娘と婿候補のふたりきりでいるようすを、外に回って節穴から覗くお父さんの姿が、かわいくて、滑稽で、笑わずにはいられませんでした。 休憩を挟み、最後の演目は『替わり目』。江戸落語でもおなじみの演目だけれど、上方はまたひと味違います。途中で切られることの多い演目ですが、ひとり会なので、最後まで演ってくれました。さげまで観たのは、初めてだなー。 まん我さん、やっぱりうまいです! ファンになっちゃった。 記念撮影してもらっちゃいました。 落語の後は、相方のたっての希望で、「フルーツパーラー・ゴトー」でパフェを食べました。 フルーツパフェとゴールデンパインパフェ。さすがに果物、おいしかったっす! でもやっぱり、お酒がのみたいわけですよ。だって『替わり目』で、おいしそうにお酒呑む酔っぱらいを見ちゃったんだもの。 と、いうわけで、お酒を買って、隅田川のほとりで軽く一杯やりました。スカイツリーを眺めながら。 朝はまだ雨が残っていたけれど、いやー、晴れてよかったなー。 ときおり水上バスが通るのですが、松本零士デザインの水上バスは、カッチョイイです! 飛ぶね、こりゃ。 ちなみに、こんな写真が撮れるスポットに人だかりができていました。 帰りは上野まで歩いて、上野公園内に新しくできたスタバでアイスコーヒー。 いやー、休日を満喫したなー。 |
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私も執筆しています。
コルクンの本棚
プロフィール
HN:
九十九耕一
年齢:
54
性別:
男性
誕生日:
1970/10/10
職業:
童話作家
自己紹介:
童話を書くかたわら、「つくも堂まめ本舗」として豆本も作っています。
創作のこと、豆本のこと、コルク人形「コルクン族」のことなどを、こちらに書いていこうと思っています。 ブログタイトルは「どんぐりも背くらべ」。ことわざ「どんぐりの背比べ」は、なんだかあまりいい意味ではありませんが、「の」を「も」に変えたら、すごく活発で、チャレンジ精神にあふれた感じになりました。どんぐりは、元気なほうがいいですよね。
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