童話作家・九十九耕一のブログ
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今は作っていない豆本なのですが、『妖精の影』をご注文いただきました。切り絵作家の村山さんにも「妖精の影の小瓶詰め」を発注し、昨日ようやく、できあがりました。
さて、発送なのですが、プチプチに包んでお送りするのでは、ちょっとつまらないので、小箱を作ることにしました。小瓶が割れずに届けばいいので、手許にあった「シスコーン」の空き箱を利用して、ちゃちゃっと作りました。使い捨ての箱のつもりでした。チープでよいかと思ったのですが…… ところが相方が「それはあんまりじゃない?」と言うので、周りに紙を貼ることに。 たまたま手許にあったフリーペーパーの広告ページの背景が千鳥格子だったので、これを使ってみました。 ちなみに、こちらが切り取ったページ。 もうひと箱作って、中に綿を敷き、豆本と小瓶を入れて、完成。 先方に届くまでだけのお役目ですが、「作る」という行為には、満足感がありますねー。 ちなみにこの箱、本体を切り出すときに、後から周囲に紙を貼ることを想定していなかったので、蓋がきちきちです(汗)。 PR
今年も「豆本ツリー」の時期がやって来ました。
今日から25日まで、神田神保町・東京堂書店3階に、豆本ツリーが設置されます。ツリーに、オーナメントのように豆本が吊され、気に入った豆本は購入することもできます。 今回は私を含め、16名の豆本作家が参加しています。 今回のつくも堂まめ本舗の作品はこちら。 以前、ストーリーゲートの宣伝企画として『小さな魔女・サラのレシピ』というシリーズを書いていました。第5話まで書いたところで企画が終わってしまい、未完のままになっていたお話ですが、今回『森の魔女・サラのレシピ』と改題し、最終話を書き、すでに書いていたお話も加筆訂正して、全6巻の豆本にしました。 表紙は料理の絵、裏表紙は魔法陣になっています。 この6冊を束ねただけだと寂しいので、豆本ツリー用に箱を作りました。 主人公のサラは、森の奥、小川のほとりの丸太小屋に住んでいるので、丸太小屋の箱です。 マッチ箱ののように引き出すと、中に豆本が収まっています。 さて、この丸太小屋、どこかにハートマークが描かれています。目立たないように描いてあるので、パッと見ただけではわかりません。東京堂書店に行かれたら、探してみてくださいね。 豆本を全部出すと、箱の底には、裏表紙と同じ魔法陣が描かれています。 ツリーには、こんなふうにパッケージして吊します。 下の写真は、ツリー付近に置かれる見本。たぶん、こんな感じで見本が置かれるので、行かれた方は、どうぞお手に取ってご覧ください。 全6巻のタイトルは、下記の通りです。 1 パンプキンポタージュ 2 トマトサラダ 3 鮭のグラタン 4 ブラウン・シチュー 5 バニラアイスクリーム 6 カフェ・オ・レ 全6巻、箱付きで3200円となっております。 今回、9部しか作れなかったので、売り切れの際はご容赦ください。 東京堂書店はこちらです。 http://www.tokyodoshoten.co.jp/floor/
この前の土日に開催された「世田谷アートフリマ vol.18」は、悪天候にもかかわらず、大盛況でした。
今回、豆本ワークショップのお客さんは、前回と比べると1.5倍! とくに初日は11時の開始と同時にお客さんが来てくれて、そのまま17時半ごろまで途切れ無し。お昼ご飯はもちろん、トイレにも行けないくらい忙しかったです。忙しいのは「たいへん!」という面もあるけれど、「嬉しい!」という気持ちの方が大きいです。 なにせひとりでやっているので、販売の方も見なければならいのが、忙しさの一因か。そんなには売れなかったけど。 ワークショップブース入り口には、このような看板が出されます。 けれど、看板だけだと、豆本がどんなものかが伝わらないので、いつも見本を出しておきます。ふらりとやってきたお客さんが「お? なんだ、これ?」と手に取れるように。 ときどき「ちっちゃ~い!」という声が聞こえてくるので、手が空いているときは「どうぞ、こちらにも置いてあるので、ごらんくださーい」と販売コーナーに誘導してます。 今回はアートフリマスタッフの方が、ほとんど付きっきりでお客さんに案内してくれたので、ワークショップに専念しましたが。 今回、ワークショップ参加者は、子供が多かったなー。7割くらいは小学生でした。 豆本ができあがったときの子供の笑顔は、本当に嬉しいものです。もちろん、大人の笑顔も嬉しいですよ~。 2日目は、朝から土砂降り。そのため、会場到着後、開場時間までは靴を脱いで、濡れた足を乾かしながら準備しました。 ズボンの裾も濡れていたのですが、さすがにズボンを脱いで干しておくのははばかれます。 そんな中でも、たくさんのお客さんが来てくれて、ありがたいことです。 隣のブースでは、粘土人形作家のコヤナギさんのワークショップが開催。 コヤナギさんは私の豆本・羊三部作のカバー写真に使った羊人形を作ってくれた作家さんです。ジェイムズという名前の羊ですが、今回はジェイムズも店番として連れて行きました。 お客さんに「この子を作った作家さんは、今あそこでワークショップやってまーす」なんて具合に話しました。ジェイムズ、今回はけっこう活躍てくれました。 コヤナギさんのブースも毎回満員で、とっても楽しそうでした。 ブース内にオーブンレンジが用意されているので、作った作品はその場で焼いて持ち帰ることができます。 時間があれば、私も参加したかった! 最終日の閉場時間近くに、友人が連れてきた子供に豆本をプレゼントしたところ、「お母さんが作ったの~」と、おにぎりをもらいました。 ちょっと、わらしべ長者の気分。ただ、お腹が空いていたので食べてしまったため、そこからさらにいいものと交換、とはなりませんでした。 だって、空腹には勝てないっすよ(苦笑)。 今回は、ワークショップの進め方を少し変えてみたりもしてみたので、いろいろ学ぶこともできました。ワークショップは勉強になるなー。 |
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私も執筆しています。
コルクンの本棚
プロフィール
HN:
九十九耕一
年齢:
54
性別:
男性
誕生日:
1970/10/10
職業:
童話作家
自己紹介:
童話を書くかたわら、「つくも堂まめ本舗」として豆本も作っています。
創作のこと、豆本のこと、コルク人形「コルクン族」のことなどを、こちらに書いていこうと思っています。 ブログタイトルは「どんぐりも背くらべ」。ことわざ「どんぐりの背比べ」は、なんだかあまりいい意味ではありませんが、「の」を「も」に変えたら、すごく活発で、チャレンジ精神にあふれた感じになりました。どんぐりは、元気なほうがいいですよね。
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